東海大、京大戦雑感

１０日土曜日の東海大との試合。Ａはどちらもほぼベストメンバーでした。東海はリーチ、マウという二人の外人が出ていましたが、マウはほとんど目立ちませんでした。リーチに対しては二人がかりでタックルに行き突破されませんでした。

フォワードもリレー日記で柳澤君が言っているように「日本一のフォワード」に近づく力を発揮してくれました。この日もモールでトライをとり、力のあるところを見せてくれました。慶応のフォワードは去年の大学戦手権が良い経験となり、着実に強くなっています。１列には廣畑君、小柳君、川村君、そして藤本君、柳澤君、福岡君と力の変わらない選手がいます。そのほかにも金子君、清水君、島田君、細川君、濱野君そして１年生の古田君（久我山）鈴木君（国立）末石君（天王寺）など有望な選手がいます。慶応は１列が問題と言われていますが、人材としてはそろってきました。後は低いスクラムと運動量、そしてフィットネスの強化を積めば良いフォワードが作れると思います。
タイトファイブにも凄い人材がそろいました。ロックには飯泉君、加藤（豪）君、村田君、西川君、そして１年生の南君（大分舞鶴）、三輪谷君（茗渓）、熊倉君（慶応）と久しぶりに大型選手がそろいました。フランカー、ＮＯ８は大混戦です。フランカーでは伊藤君とエイトからコンバートされた松本君が一歩リード、高橋君や大口君にも期待したい。エイトには小沢君が定着しそうです。立石君も成長株、１年生の明本君（桐蔭）大橋君（久我山）そして期待の栗原君（湘南）がどこまで食い込めるか。

バックスも激戦。ＳＯは川本君が元気で一歩リードしているが、竹本君、川崎君、高島君あたりか。ＳＨはキャプテンの花崎君と藤代君の併用か？その他にも古岡君、小斉平君、福本君、そして新人の牛尾君（清真）など人材は豊富だ。日本代表の田村君も忘れてはいけない。

ウイングは人材豊富だ。山田君の抜けたことを感じさせない。出雲君の走りはますます磨きがかかり、保坂君も素晴らしい。これに素晴らしい俊足をみせる金本君、三木君、山城君、１年生の小川君（小倉）あたりが期待の選手か？センターは増田君、浜本君、落合君、そして１年期待の仲宗根君（桐蔭）が絡む。竹本君のセンターあるいはフルバック起用もありうる。フルバックは和田君が逞しくなって一歩リード。ゴールキックも安定している。花園で評価を下げたが、今や慶応の最後尾を守るのにふさわしい選手になった。
小林君も昨日の京大戦で２トライ。何度もラインに参加しチャンスを広げた。

こうしてみると今年の慶応は昨年の山田君のようなスーパースターはいないが、基本のしっかりした選手が揃っている。林イズムが浸透してきたのだろう。
秋には１年生も４～５人はシニアチームに上がって欲しい。

今年も山中湖、菅平応援に行きます。
去年は合宿まで何となく不安感がありましたが、今年は安定感があります。
とにかく怪我だけには注意して頑張って欲しいと思います。