いよいよ明日から春の慶早戦だ。こんなに六大学野球が注目されるのはいつ頃からのことか。私が慶応大学に入学した当時はまだ六大学は結構人気があった。1年の時には早稲田に谷沢、安田、小坂、阿野。法政には田淵、山本浩二。明治には星野仙一、高田などがいた。慶応は藤原、上岡というピッチャーが頑張っていた。この頃の六大学はレベルが高かったと思う。この後は法政の江川以下甲子園の人気選手を一機に入学させた時代があった。
六大学の人気凋落は早稲田の桑田事件の頃からかな。早稲田進学を標榜していた桑田を巨人が単独指名。巨人を強く希望していた清原が西武の指名を受けた。この時巨人と桑田の密約説が流れ球界を揺るがした。江川事件に続く不快な事件に六大学野球は一般ファンを失くしてしまったのではないか。
もしあの時桑田が早稲田に進学していれば、六大学はもっと盛り上がっていたと思う。今のハンカチ王子にも負けなかったかも。
そのあとPL学園と早稲田のルートは完全に切れて青学に流れてしまった。そんなことなければ現ソフトバンクの小久保あたりも早稲田に進学していたかもしれない。その後六大学出身のスター選手といえば高橋吉伸くらいか。
スター選手は東都大学へ流れてしまい、学生野球は人気が凋落してしまった。
最近の六大学は法政がすっかりおとなしくなってしまった。かつてのように甲子園のスター選手を並べることもない。慶応、立教ましてや東大はスター選手はほとんどいなくなった。
選手の補強という面ではやはり早稲田が突出している。そして次に明治。結果も端的にそれを表している。
良く「文武両道」というが早稲田はスポーツプロと一般学生と分けることでそれを実現することにしたようだ。慶応の場合は一人の人間に対して文武両道が求められる。
早稲田の野球部は優秀な高校生を根こそぎ持っていってしまう。楽天の田中がもし早稲田を希望していれば間違いなく実現していたはずだ。なにしろ卓球の福原愛が早稲田に入学できるぐらいだから。
早稲田のスポーツ選手は入学ではなく入部が正しいかもしれないな。もちろんスポーツ選手全員ではないが。一部には文武両道の選手もいると思う。
今ラグビーも高校ラガーマンの人気度で明治が凋落し、同志社の強姦未遂事件でますます関東学院と早稲田の二極化が進むのではないか。優秀な高校ラガーマンの上位はまず早稲田の特特やスポーツ推薦で進路が決まる。次のグループが関東学院へ進む。そこから本当の受験競争が始まる。慶応のAO入試といえども早稲田の特特や関東学院の・・・入学には勝てるわけがない。つまり高校レベルでの優秀選手の大半は早稲田と関東学院に流れることになる。その後を法政や明治、東海、帝京、そして関西の大学が拾い集めることになる。そのなかで少し成績の優秀な子が慶応へきてくれる。
この構図が続く限り早稲田、関東学院の2強時代が途切れることはないだろう。
練習場の芝生化。フルタイムの監督、スポーツ会社との提携などどの大学もやることが一緒になってきた。プレースタイルも昔のように学校ごとに違うということはない。今は早稲田も慶応も明治も同じスタイルのラグビーをやっている。決定的に違うのが選手の素質だ。運動能力は向上できても天性のラグビーセンスは真似できない。
この流れが続けばすべてのスポーツで慶応は早稲田の後塵を拝することになるはずだ。それでよし。絶対に慶応のスタンスは崩さないでくれ。
六大学の人気凋落は早稲田の桑田事件の頃からかな。早稲田進学を標榜していた桑田を巨人が単独指名。巨人を強く希望していた清原が西武の指名を受けた。この時巨人と桑田の密約説が流れ球界を揺るがした。江川事件に続く不快な事件に六大学野球は一般ファンを失くしてしまったのではないか。
もしあの時桑田が早稲田に進学していれば、六大学はもっと盛り上がっていたと思う。今のハンカチ王子にも負けなかったかも。
そのあとPL学園と早稲田のルートは完全に切れて青学に流れてしまった。そんなことなければ現ソフトバンクの小久保あたりも早稲田に進学していたかもしれない。その後六大学出身のスター選手といえば高橋吉伸くらいか。
スター選手は東都大学へ流れてしまい、学生野球は人気が凋落してしまった。
最近の六大学は法政がすっかりおとなしくなってしまった。かつてのように甲子園のスター選手を並べることもない。慶応、立教ましてや東大はスター選手はほとんどいなくなった。
選手の補強という面ではやはり早稲田が突出している。そして次に明治。結果も端的にそれを表している。
良く「文武両道」というが早稲田はスポーツプロと一般学生と分けることでそれを実現することにしたようだ。慶応の場合は一人の人間に対して文武両道が求められる。
早稲田の野球部は優秀な高校生を根こそぎ持っていってしまう。楽天の田中がもし早稲田を希望していれば間違いなく実現していたはずだ。なにしろ卓球の福原愛が早稲田に入学できるぐらいだから。
早稲田のスポーツ選手は入学ではなく入部が正しいかもしれないな。もちろんスポーツ選手全員ではないが。一部には文武両道の選手もいると思う。
今ラグビーも高校ラガーマンの人気度で明治が凋落し、同志社の強姦未遂事件でますます関東学院と早稲田の二極化が進むのではないか。優秀な高校ラガーマンの上位はまず早稲田の特特やスポーツ推薦で進路が決まる。次のグループが関東学院へ進む。そこから本当の受験競争が始まる。慶応のAO入試といえども早稲田の特特や関東学院の・・・入学には勝てるわけがない。つまり高校レベルでの優秀選手の大半は早稲田と関東学院に流れることになる。その後を法政や明治、東海、帝京、そして関西の大学が拾い集めることになる。そのなかで少し成績の優秀な子が慶応へきてくれる。
この構図が続く限り早稲田、関東学院の2強時代が途切れることはないだろう。
練習場の芝生化。フルタイムの監督、スポーツ会社との提携などどの大学もやることが一緒になってきた。プレースタイルも昔のように学校ごとに違うということはない。今は早稲田も慶応も明治も同じスタイルのラグビーをやっている。決定的に違うのが選手の素質だ。運動能力は向上できても天性のラグビーセンスは真似できない。
この流れが続けばすべてのスポーツで慶応は早稲田の後塵を拝することになるはずだ。それでよし。絶対に慶応のスタンスは崩さないでくれ。