裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
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関東高校ラグビー大会

2007年06月06日 | ラグビー
先週関東高校大会が東京で行われた。Aグループでは決勝で桐蔭学園が清真学院を33-0で破り優勝した。桐蔭学園は初戦でも国学院久我山を26-5と一蹴しており関東一強の様相がはっきりしてきた。4月に行われたサニックス世界大会で桐蔭学園は九州の大分舞鶴、佐賀工業には破れており、関東の高校の実力低下が心配だ。
最近毎年桐蔭学園は良いチームを作ってくる。全国大会でもベスト4に入る実力をつけてきた。それに比べ慶応高校の力が伸びないのが不思議である。私は慶応高校出身ではないが、やはり将来慶応大学へ進む人材の宝庫だけにその動向は気にかかる。慶応は幼稚舎からラグビーがあり、中等部、普通部も東京、神奈川では強豪の中学の部類だ。慶応高校でもAO入試があると聞く。そういう意味ではかなりのラグビー経験者が慶応高校に進学するはずだ。
環境的にも、上田氏が時々練習を見ているようだし、大学からも何人かコーチが派遣されている。それにもかかわらず桐蔭学園とは大きな差がついてしまった。
数年前までは勝ったり負けたりという感じだったが、ここのところ全く歯が立たなくなってしまった。桐蔭学園も中学からそのまま高校で続ける選手が多い。
なぜこんなに差がついてしまうのか理解できない。慶応にも選手を育てるノウハウがあるはず。なんでなんだろう?茨城の茗渓や清真にしても中学からラグビーを始める選手が多い。その2校にも遅れをとってしまった。
慶応高校はEグループでつくば秀英とやっと引き分けという現状だ。大学と同じくいつも怪我人が多いと聞く。なんとも不可解な慶応高校の不振だ。練習試合が少ないのかな?関東ではスーパーリーグが行われているが慶応高校はそこにも入れてもらえない。もっと強豪チームとどんどん試合をする必要があると思うのだが?
関西遠征して東海大仰星や大阪工大高(今度学校の名前が変わった)とか伏見工業あたりともっと練習試合を行ったらどうなんだろう。費用的に、あるいは何らかの理由でそういうことは難しいのかな?
そして関東の高校が全国で通用しなくなってきたことも嘆かわしい。関西や九州と何が違うのか。全く不可解である。