裕嗣君のブログ

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わたしたちの教科書(最終回)

2007年06月29日 | 芸能
毎週木曜日の夜10時から楽しみに見ていた「わたしたちの教科書」最終回を見ました。中学校のいじめと学校との葛藤を描いたドラマですが、最後まで楽しませてくれました。コミック系ドラマが多い中で、久々にまじめな社会派ドラマでした。
最後はちょっと無理がありましたが、すべて実際にありそうな話です。いじめの結果ではなく、直向きに生きようとした女子中学生が、間違って転落事故を起こしたのですが、いじめの事実を否定する学校側と、義理の母でもあり、いじめによる自殺と信じる女性弁護士の壮絶な裁判での闘いでした。
毎回リアリティがあって楽しめました。全編を通して暗いイメージはありましたが、リアリティという意味では間違いなくありました。
日本人、特に役人や官僚に一部の経営者に欠けているのはまじめさ、直向きさではないでしょうか?
コムスンの折口会長、人として最低です。金になると思えば何でもやる。そんな不真面目な人間が介護の世界に首を突っ込む。最初から失敗すると思っていました。自分の両親も自分もコムスンの世話だけにはなるまいと思っていました。
折口会長のように、とにかくお金で解決しようとする人間が多すぎます。自殺した松岡氏もそうでした。ミートホープ社の社長などその典型でしょう。恐らく内部告発のあと農林水産省の人間も偽装を知っており、いつかばれるとわかっていたのでしょう。しっかり自分の財産は手をつけられないよう妻名義にし、あっさりと罪を認め、会社をつぶしました。従業員は本当に可哀相です。社長は金だけはちゃんと守ったのです。社会保険庁の問題もひどいです。国家的犯罪といっていいでしょう。昔あった豊田商事事件と内容は一緒です。要するに金を国民から集めて自分たちのために流用し倒産する。やっていることはまさに一緒です。一種のねずみ講です。どこかで行き詰ることは最初からわかっていたのでしょう。ボーナス返上などといってますが、残業代や休日出勤でたんまり給料をもらうのでは?本当に犯罪です。国を訴えたいのですがどうしたらいいのでしょう。どなたかにお知恵を拝借したいです。