裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
愛ネコ、ハッピー命

春オープン戦終盤を迎えて

2007年06月19日 | ラグビー
ラグビー春のオープン戦もいよいよ終盤を迎えました。同志社の不祥事という嫌な事件もありましたが、各チームの現状が段々見えてきました。慶応は成蹊戦、早稲田は関東学院大戦、明治は流通経済大戦、帝京は法政戦を残すのみとなりました。オープン戦序盤の勢いでは帝京が頑張っていましたが、先週の早稲田対帝京、慶応対明治を見る限り、かなり落ち着いてきた感じがします。対抗戦は今年もこの4校の優勝争いになるでしょう。
やはり早稲田が頭一つリード。そして帝京、明治と続き慶応も射程距離に入っているといえます。序盤の慶応はチームの完成度が低く、怪我人続出でいい結果を残せませでしたが、かえって控えの選手の出番が多く、いろいろ試すことが出来、選手層が厚くなったと思います。例えば山田君が抜けても保坂君がその分をカバーすることができるという事です。1年生の加藤君、村田君、保坂君、増田君は充分シニアチームで通用することがわかりました。ここに阿井君、和田君、小澤君、竹本君、金本君等が加われば選手層は飛躍的に厚くなります。SHは豪華です。皆良田君、花崎君、小松君、藤代君、田村君、古岡君と個性の違う選手が揃いました。SOも明治戦で川本が復活し、川崎、高島も健在です。
バックスは山田君、小田君、中浜君、浜本(勇)の快復待ちですが、篠原君、森脇君も使えるし、明山君、富田君もいます。
こうしてみるとバックスは怪我人が復活するとすごいメンバーだと思います。
問題はフォワード。3列は村田君の台頭で松本君、千葉君、伊藤君、とそろってきましたがジュニア選手権を考えた場合西川君はロックではなフランカーで使いたいですね。ロックの石川君の成長、小坂君の復活が待たれます。堀切君はどうしたのでしょう。最近出番がないみたいですが?やはり怪我ですか。
1列はどうなんでしょうか。今のところAが加藤君、金井君、廣畑君。Bが川村君、柳沢君、福岡君のセットみたいですね。これに小柳君、あとは1年生の成長に期待です。それから忘れていけないのは藤本(啓)君。早く怪我から復帰してプロップのレギュラーを狙ってください。体格的には藤本君は魅力的です。体力もありそうだし、あとは合宿でスクラムワークの練習をきっちり積んでください。

日曜日の明治戦うれしかったのはタックルです。ようやく去年を彷彿とさせるタックルが見られるようになってきました。今期好調といわれた明治バックスの攻撃を見事に止めていました。増田君のタックルは素晴らしいです。あれだけスクラムでやられたのに同点で終わったのは激しいタックルがあったから。Bの中央戦のタックルはどうだったんでしょう。その辺がちょっと気になるところですが。

最後にリーグ戦はどうなんでしょうか。関東学院が帝京と明治に敗れる波乱がありました。東海も法政も思ったほどではないかも。今年は対抗戦グループにとってはチャンスかもしれませんね。関西も同志社の自粛で勢力地図がわかりません。今年は京産大と大体大かな?まあこの中ではやはり関東学院は別格。9月になればまた強いチームを送り出してくるでしょう。