生理休暇制度採用されず ８割の女性が体調不良訴え #上海

上海市で今年１月に開催された、市第14期人民代表大会第４回会議の席上で提案された「生理休暇制度」について、市人力資源社会保障局は近頃、同制度を採用しない考えを明らかにした。

同局によると、この制度により女性に対する企業の採用意欲が低下し、女性の雇用機会を減らすことに繋がりかねないとの判断から、不採用に至った。一方「２０１５年中国女性生理健康白書」によると、全国の約８割の女性が生理期間中に、腹痛や注意力散漫などの症状を感じていると言う。現在、重慶市や安徽省、江西省、浙江省などでは月に１～２日の生理休暇が認められている。
～上海ジャピオン2016年08月26日号

中国の”お上”にしては、珍しく現実的な判断ですねぇ。

本来は、企業の採用意欲の低下を抑制しつつ生理休暇制度を広めていかなくちゃいけないんですけど…。

『こりゃ簡単じゃないぞ』と思ったんでしょうね、・・・賢明・・・だけどそれくらい目指して欲しい(苦笑)