うちも3姉妹(旧30オンナの子育て)

2005年4月にブログ開設、ヤプログ閉鎖でこちらにお引越ししてきました。

誕生死

2006-01-13 21:34:30 | 瑛人の思い出
今日、次女を連れて、近所の子育てサークルに行って来ました。
11月末に安静になってからずっとお休みしていたので、久しぶりです。
を久しぶりにお友達と遊ばせてやりたい気持ち半分、瑛人を死産したことを話さなければならない憂鬱半分で、聞かれなくてもわかるようにわざとスリムなジーンズで、ぺしゃんこのお腹を強調する服装を選んで行きました。

しかし、会う人会う人
「もう大丈夫?」「あれ・・・?」となるので
「赤ちゃん、あかんかってん・・・」
と答えるのがやっとでした。それ以上口を開くと涙声になってしまうので

そして夕方、そのサークルの中でも比較的仲良しでよくお話するお友達が突然をくれました。
「6時前にちょっと行ってもいい?渡したいものがあって」

なんだろう・・・?と待っていると
「実はなあ、サークルの中では誰も知らんねんけど、私も死産したことあんねん。ずっとひきずってた時に、友達にこの本教えてもらってん。も読んでみて」
渡された本は『誕生死』(三省堂)という本でした。

さんは今3人のお子さんがいるママで、3人目の前に男の子を死産し、その後また男の子が帰ってきてくれたそうです。
サークルの場では他人の悲しい話なんか、泣きながらされても場がしらけると思って話せなかったけど、同じ痛みを経験したはお互いの経験を誰にも遠慮なく泣きながら寒空の下語り合ったのでした。

そしてさっそくお借りした『誕生死』を読んでみました。

その本とは、流産・死産・新生児死で子を亡くした親たちの体験談が綴られたものでした。
どの人もそれぞれ辛い経験をし、そして今なお乗り越えられず苦しみつつも、亡くなった子が、短い時間でも自分を親として選んでやってきてくれたことの意味を見出そうと、必死で生きてるのが感じられ、涙と鼻水でぐしょぐしょになりながら読みました。

はっ明日は瑛人の月命日であり、ひいおじいちゃんの百か日であり、二人の納骨の日なので親戚が集まるんだった。
これ以上泣きはらしてぶさいくになったらあかん!と途中で本を閉じ、ブログを書いて心を落ち着けてます。

いい本を教えてくれたさん、ありがとう。
死産した時もここで皆さんに励ましてもらったり、気持ちに寄り添ってくれる友達に恵まれているは本当に幸せ者です。どうもありがとう


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