from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(25才自閉症)・ポー♂(18才)】のくらし

思春期・心と身体・動作法

2012-01-23 | ラーラ(学校行事・支援学校編)

中学生になって、まさに思春期突入~のラーラ

第二次性徴期、ですなぁ

見た目にも、少年から青年へと変化を遂げる過程

そんな折に、学校での講演会と講習会

一日にWでやっちゃう?濃い~一日の内容

「心と身体を考える」だったかな?思春期をテーマにした講演は

ちょっと恥ずかしいような性教育的なものを勝手に想像していたら

その辺の話も多少はあったけど、もっと優しい素敵なお話だった

イギリスのとあるコミュニティーでの体験談…云々

言語・文化・性別・年齢・障害の異なる人たちとの暮らしの中で

ふれあい(タッチング)は大きな意味を持つ

難病の村や被爆者の方を訪問した時にもそこでなされるのはマッサージ(タッチング)というコミュニケーション

スキンシップの大好きなうちの息子たち

そのべたべたぶりを、そろそろセーブせんとなぁ…と懸念して

学校でも、誰にでもどこででも寄っかかってくことを禁止してもらっている

けど、誰にでも、どこででも、でなければいいねんやん

時と場所と相手と距離と

言葉で伝えられることではないけど

そういうことは経験として覚えていくんかな

ちょっと行きすぎた時には「あかん」とブレーキをかけてもらって

そこで止まれたら、OK

健常者でも、そこが下手な人は、山ほどおるもんね

「しつこい」言われたり、「ストーカー」よばわりされたり

うん、適度なふれあいを、適度に

わーい、くっついていいんやん、まだまだラーラに

だって寝る時もラーラ温いし、肌すべすべやし

なんてったって、やっぱりかわいいもん

私以外の人とべたべたするのがやばかったら、その人との距離はその人に教えてもらおう

なんか、心が軽くなった

で、「動作法」講習会

自閉症児と13年過ごしてきて、なんでだか縁のなかった「動作法」

ニアミスはあったんやけど

なんか、「だっこ法」とごっちゃになってた

どっちかっていうと「感覚統合」の方に考えの基本は近いんか?

すごく科学的、というか根拠に基づいたわかりやすいリハビリ手法の一つ?

理にかなった姿勢の正し方、それに伴う身体の変化

うんうん、おもしろかった

ラーラには、腕を上げる訓練をさせよう

と言っても、好きなお菓子を伸びあがらな届かんとこに上げとこって、そんな感じで

ついでにi Pad置き場の棚でもちょこんと180センチぐらいのとこに作るか?

ゆるーく、長ーく、がいいみたいなんで「動作法」

実りある、保護者イベントでありました

参加者、こんなもんなの?と思った入学1年目の私

聞いてない人、もったいないなーと