2009、おしまい

今年も、もうあと数時間でおしまい

辛かったぁ～

なにがなんだかわからぬうちに
なにもかもが終わってしまった

でも、毎日は足を止めることなく
日は暮れ
また日が昇り

そしてちゃんと夜になったら眠り
朝になったら起きる

子供のいるお陰で
一日のリズムが保たれる

一日、一日を重ねることで
月が変わり、季節が変わる
そして、今年も終わろうとしている

未だに嘘みたいに思える
父がいないという現実を
私はまだまだ受け入れられていないような気がする
喪中ハガキを作っても
冗談みたいな気がした

決してハッピーな年ではなかったけれど
私自身、そして家族が健全に
この家にこうして集うことができていることに、感謝


今年は喪中ということで
お飾りもおせちも年賀状もパス
そう思ってたけど、やっぱり…
お煮しめと、ごまめとなますだけ
とお重を出してきた
年越しそばも食べなくちゃ
と、結局例年と変わらぬ年越し

おそばのだしは、鶏がらで
薬味はネギととろろとうずらのたまごと蒲鉾と
ようやく嫁ぎ先の家の味を身につけて
パパからも「うまいわ」と言ってもらえた
お赤飯とはまちのお刺身を実家にいただいて
結構、豪華な大晦日の食卓
結婚した時にはこれが不思議だったんだよなぁ～
めでたいもんって、年が明けてから食べるんちゃうの？と

さて、来年は
いいことなんていっぱいなくてもいいから
悲しいことは、少なめにお願いします
明日がまた来る
そんなことにさえも感謝の気持ちを忘れずに
また一日、一日を大切に送っていきたい

お父さん、もうすっかり向こう岸に、辿り付いていますか
しっかり生きてますよ、私たち
子供たちは、日に日に、成長してますよ
歩みはそれぞれだけれど
確実に、年を重ねていますよ
私も

２００９、これにて、おしまい