勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

B型肝炎訴訟、全面解決に近づいてきたか?

2011年01月12日 20時12分48秒 | 明るく生きる
 今日の報道にあるように、B型肝炎訴訟は裁判所から所見が出され、解決にさらに近づいてきました。

 みなさまのご支援に、ほんとうに感謝いたします。
 ありがとうございます。

 東京では16日に原告団総会を開き、東京原告団の意見をまとめます。
 
 すでに、亡くなっている方もいらっしゃいますし、闘病生活を送られている方もいらっしゃいます。

 キャリア原告への救済がポイントですね。

 早い全面解決が望まれます。




2011年1月11日


B型肝炎訴訟・第12回和解協議について

和解所見に関する声明

                        全国B型肝炎訴訟原告団
                        全国B型肝炎訴訟弁護団


1 本日、札幌地方裁判所は、B型肝炎訴訟について、和解による解決のための所見を示した。
2 所見は、総論、基本合意(案)及びその説明からなるものであり、本訴訟の論点全般にわたる詳細なものであるが、とりわけ、被害者全員救済の観点から最大の問題としてきたキャリア原告に対する救済内容は、私たちの求めてきたものからすれば十分なものとは言えない。
  しかし、キャリア原告に対し、今後仮に発症した場合の救済が確保されているうえ、従前の国の提案にかかる検査費用等の実費負担に加え、若干の和解金と検査ごとの交通費等を加算し、その実効性を担保しようとしていることを勘案すると、一定の評価はできる。
3 全体としては、被害者認定要件について、集団予防接種を受けたことの証明方法について母子手帳や接種台帳あるいは接種痕がない被害者についても救済の途が開かれたことなどからすると、それなりの内容で、被害者全員救済につながるものと評価できる。
4 私たちは、国に対して、一日も早い全面解決のための政治決断を求めつつ、本所見について、今後できるだけ速やかに意見集約をはかりたい。

以上

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。