
月蝕生中継。
一夜にて老いし少女をてのひらで書物にかくす昼の月蝕 寺山修司
千七百六十四年四月一日名馬日蝕(イクリプス)英國に生(あ)る 葛原妙子
5/27(木) 雨。
いつのまにか、週末&月末になろうとしてますよ。
昨夜は皆既月蝕&今年最大の満月でスーパームーンとのことで
夜を楽しみに1日過ごしたわけですが、見られませんでした。
仕事を仕舞ってから、久しぶりに外食をして、ちょっと見晴しの
良いところに移動して、その時を待ったわけですが、全然ダメ。
スマホで月蝕生中継を見つつ。
一応撮影の準備もしていったのですが、機材を出すまでもなく。
こうなると、風景写真もバカにできないものだと思いましたよ。
「ダイヤモンド富士」など熱心に狙う方も大勢いらっしゃる。
ダイヤモンド富士が撮影できる特定の日時に、特定の場所に
いなければならない上、晴れていなければ写真にならない。
そういう瞬間をモノにするんですから、やっぱりすごい。
写真は技術や機材ではなくチャンスである。
なんて言葉通りなんだな。と思い知ったことです。
私は、チャンスはそもそも前提で、その上で技術なのか?
機材なのか?を問うべきだろうと思っていたものです。
短歌業の話。
昨日、超結社短歌研究会「十月会」の小冊子「十月」の
校正ゲラが届きました。校正期間はひと月ほどあります。
発行日は7/20付です。
5月の月例会は緊急事態宣言により中止。6月も
延長されるみたいなので中止になるでしょう。
梅雨っぽい天気が続くとふさぎ込みたくなります。
おしまい。