トビ。
数年前の5月。トビの巣を見つけて観察していた頃。
2025/5/16(金)曇
仕事かき集めているところ。話ばっかりで図面が来なくて、焦る。
昨夜、中島みゆきを聴いていたんですけど。
懐かしい曲1983年発表の「夏土産」の歌詞をどうぞ。
〽今年は友だちと一緒に 海へ行く約束だから
おまえも好きなところへ 友だちと行きなよって
嘘、ついてる目つきぐらいわかるけど
でもそれを言っても 時はとまらない
不気味な導入です。嘘はどうして見抜かれてしまうのでしょう?
余計なことを喋り過ぎるからです。経験上わかるわ!
「今年は友だちと一緒に 海へ行く約束だから」会えないよ。
だけでいいのに・・「おまえも好きなところへ 友だちと行きなよ」って
大きなお世話を言ってしまう男なのです。
〽海辺の崖から吹きあげる風にまぎれて
愛を語る名所なのね あなたが友だちと行く場所は
夏が終わって届けられる 夏土産届けられる
あなたと同じ場所からの貝殻と恋人たちの写真
この男は変に誠実であろうとするから、「うん、恋人岬(仮称)に行くんだよ」
って、場所を教えてしまうわけです。でも「恋人岬」といえば恋人たちが
集う名所なわけです。バカ正直に場所を言うことないじゃん。
〽仲間と騒いで来たんだと 嘘はまだ優しさなのね
カメラを忘れていって なにも撮れなかったって
嘘、届いた私の友だちからの この写真の隅に偶然 写る二人
そうだと思っていたけれど 訊かないように
知らないふりしてきたのは 私まだあなたが好きだから
仲間と恋人岬はないよね?全部見抜かれているのに平然とごまかす男。
で、この男はまた余計なことを言う。
「カメラを忘れていって なにも撮れなかった」って。
イマドキはスマホで写真を撮るけれど、この歌は1983年発表です。
ちなみに使い捨てカメラ「写ルンです」は1986年発売の時代。
間抜けなことにこの男が、偶然、写真の隅に写り込んでいたってわけです。
「恋人岬」で過ごした彼女の友達もまた余計なことをするもので、
お土産を送るのは良いとして自分で撮った「恋人岬」の風景写真まで送ったわけです。
現代ならインスタにあげるって感じ?
そこに自分の彼氏が知らない女と一緒に写っていたという悲劇。
〽嘘、届いた私の友だちからの この写真の隅に偶然 写る二人
そうだと思っていたけれど 訊かないように 知らないふりしてきたのは
私まだあなたが好きだから
夏が終わって届けられる 夏土産届けられる
あなたと同じ場所からの貝殻と恋人たちの写真
と、リフレインで終わる「夏土産」。
ボク実は似たような経験があるんだー。
このふたりはこのあと、どうなったのかな。
曲調もシンプルだから余計に怖い名曲でしたー。
おしまい。