熊狩りをしようと険しい山道を登っていると「富沢家住宅」って
看板があったので立ち寄ってみた。
富沢家住宅は、1700年代末に建てられた大型の養蚕農家で、
国の重要文化財に指定されている立派なお屋敷。
道中、ところどころに植えられていたサルビアの花。
花に疎いけれどこの花はわかる。
熊を見つけられず、当てもなく走っているとメロディーライン。
メロディーラインというモノが妙に好き。
クルマで走ると道路から、ある旋律が聞こえてくるアレです。
〽呼んでいる~ 胸のどこか奥でいつも心躍る 夢を見たい かなしみは
数えきれないけれどその向こうできっと あなたに会える~
へぇ、この辺は千と千尋と関係あるんだな‥と知る。ボクはこの映画を
観たことはない。町と映画の関係をスマホで探ろうにも電波が悪く。
四万温泉街の細道を走り突き当たったところに「積善館」があった。
「千と千尋の神隠し」の舞台とも噂されているそうです。
アニメオタクの知人は銀山温泉がその舞台だって言っていたけどな。
本館は1694年建築で、日本最古の温泉宿建築だそうです。
夜ならもっと美しいだろう。いつか妹を連れてきてやろうと思う。
温泉好きじゃないのにせっかくだからという精神で
町営の日帰り温泉施設「四万清流の湯」に立ち寄った。600円。
こういうところに寄るなんてボクも親父に似てきたな。
受付で「今日は2時間までです」って言われて「すぐ出るよ」って応える。
そんなに長居する人いるかね?
綺麗な青だなと思って眺めていた奥四万湖。
俗に「四万ブルー」と言われるらしい。秋が深まって
よく晴れていればもっと深い青に見えるとのこと。
なんだか泣けてきた日曜日。
9/9(月) 九九の日
文字通り九九の日ですね。ボクは汲汲としていますけれども
救急の日でもあるのでしょう。日本語を理解するのは難しい。
九九を習うのは小学校2年。バカボンだったボクは
「社会に出る第一歩がこれか?!」と7歳ながら思ったものです。
「理由や意味を考えずに憶えなさい」と、初めて言われた衝撃。
おしまい。