詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

生きた痕跡を消したい人

2024-08-08 11:54:28 | 千駄記

東大寺盧舎那仏像:奈良の大仏様です。 

死のうと思う日はないが生きてゆく力が
なくなくることがある
そんな時 お寺を訪ねわたしはひとり
仏陀の前に坐ってくる  力わき明日を思う心が
出てくるまで坐ってくる

坂村真民さんのような心境にもなれないわ~

 

8/8(木) 母の日です。もしくはYaYaの日か。

YaYa‥と言えばサザンを思う。学生時代を思い出します。

昨夜カラオケで歌いましたよ。古くならない名曲ですね。

サザンはほんと素晴らしいわ~。

 

もう、すっかり夏休みモード。社員さんたちがそうなるのも

止むを得まいが、あとでツケはやってくる。やってきてしまう。

ボクは午後から群馬県行きです。今製品を積み込んだところ。

最近の天気は至極不安定に付き、土砂降りにならないよう願う。

 

昨夜もすごい悪天候。稲光を撮るチャンスだったのに

外を覗きもしませんでしたー。

 

短歌業では

1.9/20までに書評を1本書かないといけません。

2.9/15までにはわが個人誌「晴詠(SEIEI)」18号を出す。

記事はある程度まとめました。こまごまと念入りに突き詰めて

書いているわけですが、熱心に読まれるわけじゃなし。

それでもああしよう、こうしようと書き続けるのはなぜなのか。

90歳になる短歌教室のお姉さまに「先生のコレ、隅から隅まで

丁寧にきっちりと作っているのが伝わってくる」って言われたのです。

魂を込めるとそれが伝わるものだな。と、思ったのです。

何よりボクの生きた証ですしね。

 

いつ死ぬか・・と考えるわけです。

死ぬときに、生きた証を残したい人と、生きた痕跡を一切

消し去りたい人とふた通りいることを知っている。

生きた痕跡を消したい人は写真の類ですらすべて

焼き捨てて死んでいったのだそうです。

ボクもそれを見習いたいけれどタイミングが難しい。

 

ただ1首だけ、残るうたを遺したい。けれどボクが残るうたを

書くのはいつも明日こそなのです。

 

 

おしまい。