YROOMY

普通のブログです。

ブラチスラバに着きました。

2019-08-31 17:25:45 | スロバキア



ブラチスラバのホテルはラディソン・ブル。
今回の旅行の中で一番ちゃんとしたホテルだったかな。

廊下のライティングされているものを見ると、なに?ブルックナーって書いてある。





作曲家ブルックナーのミサの合唱曲の楽譜・・・
次来たときは、ぜひ音楽も楽しみたいものです。

実はブラチスラバ駅からホテルまでの道のりは、グーグルで検索してバス+歩きを選択しました。
バス停からはほんの5分くらい歩くだけだったのですが、石畳地獄にはまってしまい30kg弱のスーツケースをほぼ持ち上げる形でチェックインしたときにはもう汗だくに・・・
でも、ホテルでシャワーを浴びて一息ついた後、きれいな街並みだったので散歩に出かけました。
城壁の中の旧市街を散策です。





まずは私が迷い込んだ路地。





一瞬、建物もボロボロだし、これはヤバいところに入り込んでしまった!!と身構えるも、歩いている人たくさんですぐに安心しました。
でも、スーツケースの車輪が石畳の溝に食い込むこと食い込むこと。





ブラチスラバの街は、世界で一番残念な首都と呼ばれているそうですが、そんなことなかったですけどね。





城壁の中に街が小さくまとまっていて、見て回りやすかった。





こんな風に傘を見ていたら





急に空が真っ暗になって雨が降り始めた。





少しの時間雨宿り。





でもすぐに晴れました。





スーツケースの車輪が食い込まなかったら、こんなに楽なのかと(T_T)





そして夜ご飯の時間に。





まずは小麦の白ビール。





泡が多いけど、1杯100円くらいなんです。





スロバキア版の餃子『ピエロギ』を食べてみます。





じゃがいもの皮で、中身は山羊チーズ。
確かに日本の焼き餃子とは似て非なるけど、こうして餃子が世界に広がったんだと、ちょっと感動です。
シルクロードを東に行くと焼き餃子になって、西に行くとピエロギに。





もちろん安パイにソーセージも食べましたよ。

スロバキアへ。

2019-08-29 16:48:34 | スロバキア



プラハで最後の日は、きれいな朝焼け。
といってもこれでも午前7時頃。

朝ご飯を食べて、スーツケースの整理をしてから、昨日ホテルに帰ってくる前に下見をしておいたプラハ中央駅へと向かいます。

無事に40分くらい前に駅について、知らない土地での旅行において時間に余裕を持った行動をするのはもはや鉄則。
いつもダメ人間な自分としては、ちょっとうれしい笑。

そんな私は、まずは電光掲示板を見つけてそちらの方へ。
列車が何番線に何分に来るのかわかったら、時間までいろんな店でも見てみようかなだとか、それともカフェで一息つくかなとか、あれこれ思い描きながら電光掲示板に目をやるとその途端、固まってしまいました・・・

だって、まったく何が書いてあるのかわからなかったから。





このたくさん書いてある青の電光掲示板の中で、判別できた単語は左上のデパーチャーっていう単語のみ。
そもそも一番大きく書いてある『ODJEZD』なんて読み方すらわからない!!
これは大変なことになりました。

でも、今日オレは40分前に来てるんだぞと、もう一度冷静に考えてみようと、まずはプリントしてきた切符を見てみることにしました。
自宅で、プラハ駅からスロバキアの首都に行こうと思い、調べて切符を買ったのですが、首都の名前が舌を噛みそうな名前でわかっていませんでした。
なのでiPhoneでグーグルを使い調べてみると、スロバキアの首都はブラチスラバ。
切符に書いてある『Bratislava』っていうのがわかります。
そうやって考えてみると、一番上の行のWIENとある列車はウィーン行きで、他にもミュンヘンとかブダペストとか地名が読み取れてこれがたぶん終着駅。
そしてブダペストの右の欄にBratislavaと書いてあっておそらくこれが経由駅、あっ、そういえば9:50発だったぞ!!

ということで、どうやら下から5行目のEC277という列車が私が乗るもののようです。
なんとか判明しました。
これで一安心
そうそう、たしかユーロシティという列車だったので、だからECかと。

で、どっか店に行くにしても右の欄の何番線に到着するのか発表されてからにしようと掲示板の前にいましたが、結局少し遅延するようでギリギリまで発表されず、ずっと掲示板の前にいる羽目になりました。

でも、乗る列車がわかったから、立ってることくらいツラくありません。
何番線に入ってくるのか表示されたら、素直にそこに向かいます。
まだ余裕があるわけではありません。
なぜなら、自分の席がどこなのかわからなかったからです。
ちなみに私の切符はこんな感じ。





そうこうしているうちに列車は入ってきて、焦っていたら親切な旅行者が教えてくれました。
どうやら私は1号車とか2号車に乗るのではなく、372号車の82番という席のようです。
確かに目を皿のようにして車両を見ていくと300番台の数字が書いてあって、あれだけフォームに溢れていた乗客たちが、どんどん車内へと吸い込まれていく中、ようやく見つけた372号車は、なんと一番後ろの車両でした。





これでもう大丈夫。
私が予約をしたのは、進行方向を向いたシングル席。





プラハの街で買った葡萄をつまみながら、ブラチスラバへと向かいました。





プラハの良かったところはBEERとジェラートが安くてうまかったところ!!
また来たいなって思いました。





プラハ城

2019-08-26 14:33:35 | チェコ
ミュシャ美術館と旧市街を歩いた次の日はプラハ城へ行きました。
3泊4日だけど、初日は夜到着で4日目は朝から移動だから実質2日しか見て回れる日はなかったです。

その日はホテルから、ヴルタヴァ川を渡って丘の上のプラハ城までトラムで行きます。





ホテルからプラハ城までトラムでのんびり20分くらい。
トラムは丘を登っていき、ようやくプラハ城に着きました。

お堀を渡って、正門を抜けると聖ヴィート大聖堂がデ〜ン!!とありました。





ここだけ唯一列が出来ていたので、ファザード正面右側の扉から中に入りました。





内部は荘厳な眺め。
見所は、壁面がそれぞれステンドガラスで覆われていて、それを見るために皆が来ていると言っても過言ではないでしょう。
皆の目当ては、左から3番目にあるステンドグラス。





そうです、ミュシャのステンドグラス。





やっぱりプラハはミュシャの街なのでした。
これは正面側のステンドグラス。





このスケール感に圧倒されます。





人間が小さく見える。
そして純銀製のネポムツキーの墓も。





ネポムツキーというのは、昔のプラハ司教で王の奥さんの懺悔を聴く係だったそうです。
ある日、王が奥さんが何を懺悔しているのかネポムツキーに尋ねたのですが、明かさなかったのでヴルタヴァ川に投げ込んだそう。
そして死体があがったとき、水面に不思議な五つの星が現れたんだって。
そんな聖人ネポムツキーの像はプラハの街の至る所にあります。





こんなにたくさんの人がいるのに大聖堂の中は静寂に包まれています。
少しだけほっと一息。
大きな教会やモスクの中って落ち着きますよね。
ちなみにミュシャのステンドグラスは、観終わってしばらく歩いたものの遠くから見て空いてそうだからもう一回観に行こう。
そして一通り見て、最後にもう一回観に行こうと、都合3回も観に行ってしまいましたとさ。

出口から通り過ぎると、こんどは横からの聖ヴィート大聖堂。





後は黄金の小道という雑貨屋が集まったところがあったり、そういえば宮殿内の美術館にはベートーヴェン直筆の楽譜がありました。





交響曲第3番『英雄』、この旅で初めてのベートーヴェンの登場です。
そしてようやく出口で、お腹減ったぁ〜と思っていたら・・・





ホットドッグ屋を発見!!





これだ!!とばかりにお昼ご飯にありつけましたとさ。
その後はのんびり歩いて丘を降りていき、カフカ美術館に寄ったり川辺でのんびりしたりして午後の時間は過ぎていきました。



チェコ食

2019-08-19 18:01:44 | チェコ
昔、3回目の海外旅行で行ったのがグアムだった。
それから月日が経って、当時だったら考えられないのだけどようやく悟った事柄がある。

それはね、グアムに行ったらカプリチョーザで食事をすべきということ。

初めてグアムに行く前は、グアムに行ったらチャモロ料理を食べてみたいとか色々と調べたりしたものだったけど、でもね、いまはカプリチョーザで食べれば良いじゃん藤一番で食べれば良いじゃんって笑
だって・・・ねぇ。
サイパンだったら調味料持っていってホテルで自炊したいと思う。
もちろん、スペインイタリアフランスNYだったら行きたいレストラン食べてみたいモノたくさんあるけど、ちなみにフィリピンに行ったときはどうしても肉が食べたくなってしまって韓国料理店に入りました。

そしてそういうことだけではなくて、最近知り合う人で食に興味がありません、お酒は飲みませんっていう人がけっこう多くて。
もしそういう欲求からフリーになれたら、それはそれで幸せなんだろうってさ。

例えばダイビングに行ったとして、こっちはもう3本目に入る前から今夜はマグロにしようか石垣牛にしようかとか考えていて、そしてオリオン生から始まって泡盛ロックまで満喫しきって翌日重度の二日酔いでボートまで来るわけじゃないですか。
でも、かたやスーパーで竹輪とキュウリを買って、キュウリを切ってちくわの穴に入れて食べるっていう人がいて。
私はこんな体型だけどその人はスリムで健康的だし、明らかに体調も良いでしょう?
別にその人はダイエットで我慢しているわけではなくて、そんなに興味がないそうなんです。
なんかね〜いろいろと考えさせられました。
そういう人生もあるんだなあと。

話は長くなりましたが、そういうことを経て、いよいよあまりおいしい物がないといわれる中欧へ行く決心が付いたというか、そういう面は多分にあります。

しかしそういうことですので、なんとしてもチェコのおいしい郷土料理を食べなくては!!ということもありません。
チェコはBEER消費量世界一の国だし、昼に屋台で食べたソーセージはおいしかったし、基本BEERとソーセージで乗り切ろうという感じです。

そんななか一日目の夜は、何軒かあるビアホールのなかからガイドブックやWEBでも有名な店へ。
観光地のど真ん中ではなくてビジネス街のようなところにあったのでトリムを乗り継いで期待もだんだん高まります。
入り口を入ると、こんなに雰囲気のある看板が。





でも、結論からいうとこの店は期待外れに終わりました。
午後7時前だったので、満席だったらどうしようとか心配しながら来たのですが、ガランとした店内にはポツンポツンと家族連れの観光客が座っているだけ。
その時はラッキーだと思って、とりあえずBEERをたのみました。





BEERを飲みながら待っていると、きたのがこの豚肉料理。





どんな感じかというと、見た目はすごく良いのですが飛行機の機内食でアルミホイルを剥がすと入ってる料理というか・・・💦
それに店のオペレーションも少し悪くて、男女一名ずつのホール係が空いているからか逆に二人で話し込んじゃうと全然BEERの注文とかが出来なくて。
忙しい店だと通りかかった時に頼めば良いのだけど、広くてガランとしているからかこちらの意志を気づいてもらえませんでした。

でも、そうはいってもBEERは1杯200円くらいですし、ちょっと今回は合わなかったかなあと、次の日の夜は活気がある雰囲気のところを選んでいきました。
ホテルの近くにあった観光地ど真ん中の店ウ・ピンカスー。





こちらプラハで一番最初にピルスナーを提供した店で、そのピルスナー・ウルケルが飲めます。
そして食べたかった牛肉のタルタルも。





これは揚げたパンと共に食べます。
この皿が来て、あぁ、この店はなんかイケそうだぞと一安心。

カマンベールのホイル焼きも来ました。





これはなにかというと・・・





ソーセージのBEER煮。





前日は大皿料理でドンっ!!ときてしまい為す術もなかったので、今夜は日本のように刻もうと。
それぞれがなかなか良くて成功でした。
家庭的な料理を出す店でしたね。
そして今夜がチェコ最後の夜。
チェコに夜に着いて1泊目、そして昨日今日とチェコはこの3泊だけで終わり。
ものすごい短くて、これでチェコの、プラハの何かをわかるはずもないけど、その糸口の先端くらいは垣間見ることが出来たかな?

次に着たときには、その糸を少したぐってみようと思いました。
なによりBEERが浴びるように飲めるのはやっぱり良いです笑
そして段々と私も、中欧の水に慣れてきたようでした。

プラハの旧市街

2019-08-18 12:25:55 | チェコ
ホテルから旧市街まで歩いてきました。
のんびり歩いて20分かからないくらいかな。
旧市街広場です。





目の前の塔の、上階には明らかに人影が見えるので、あれに昇ってみようかなあ、大変かなあと思案中。
でもその前に、お昼もとっくに過ぎていたのでなんか食べようと歩いていると、屋台発見!!





いくつかあったけど、ソーセージにしてみました。
皿にソーセージとパンを載せてもらえるシステム。





やっぱりこれはウマくて、滞在中のお昼はこれでいこうと密かに決意しました。
なぜか私だけパンを3切れもサービスしてくれて、ともすれば口の中の水分が全部パンに持って行かれそうな感じもしますが、他の人たちはBEERでそれを流し込む感じ。
ただ私は汗だくになるのを懸念して、持ってきていた烏龍茶とともにです。





そして食べ終わったらいよいよ塔へ。
こちらは旧市庁舎になります。
入り口には有名な天文時計があり、人がたくさん。
中に入るとエレベーターがあるので一安心。
あの角柱の塔の、内部はこんな感じになっていました。





ちなみに私は、行きはエレベーターを選択。
最上階まで来ると、素敵な景色が広がっています。





皆が見つめる先には、ティーン教会があります。
ティーン教会の尖塔が80mというので、いま登っている旧市庁舎の塔の方が少し高いようです。





ちなみに、この人々が群がっているところは、あの天文時計の前になります。





塔の屋上には涼しい風が吹いていて、時の経つのを忘れます。
しばらくのんびりした後、こんどは階段を使って下に降りていきましたとさ。





下まで降りて出口に向かおうとしたところ、出口の横に写真展の入り口があってカウンターに女性が座っておりました。
きっと昔のプラハの街並みなんかの白黒写真じゃないかなとか、もしくはコンテンポラリーアートのようなものかなとか思いつつ、まったく期待しないでそちらの方へ行ってみると、なんと全然関係ないナチュラルフォトグラフィックで、アフリカの動物とか昆虫、鳥、そして海の中の生き物たちの写真まで。
結局見ていくことにして、帰りにはなんと写真集まで購入。
毎年この時期にここで写真展をやっているようで、年代別の写真集が売られていましたが、なんとか自制して今年の1冊だけに我慢しました💦
でも、他の人がどうやって写真撮ってるんだろうとか、興味津々ですよね。

チェコの中世の街並みにいて海の中に想いをはせるという・・・そんなふうに午後の時間は過ぎていきました。