昔、3回目の海外旅行で行ったのがグアムだった。
それから月日が経って、当時だったら考えられないのだけどようやく悟った事柄がある。
それはね、グアムに行ったらカプリチョーザで食事をすべきということ。
初めてグアムに行く前は、グアムに行ったらチャモロ料理を食べてみたいとか色々と調べたりしたものだったけど、でもね、いまはカプリチョーザで食べれば良いじゃん藤一番で食べれば良いじゃんって笑
だって・・・ねぇ。
サイパンだったら調味料持っていってホテルで自炊したいと思う。
もちろん、スペインイタリアフランスNYだったら行きたいレストラン食べてみたいモノたくさんあるけど、ちなみにフィリピンに行ったときはどうしても肉が食べたくなってしまって韓国料理店に入りました。
そしてそういうことだけではなくて、最近知り合う人で食に興味がありません、お酒は飲みませんっていう人がけっこう多くて。
もしそういう欲求からフリーになれたら、それはそれで幸せなんだろうってさ。
例えばダイビングに行ったとして、こっちはもう3本目に入る前から今夜はマグロにしようか石垣牛にしようかとか考えていて、そしてオリオン生から始まって泡盛ロックまで満喫しきって翌日重度の二日酔いでボートまで来るわけじゃないですか。
でも、かたやスーパーで竹輪とキュウリを買って、キュウリを切ってちくわの穴に入れて食べるっていう人がいて。
私はこんな体型だけどその人はスリムで健康的だし、明らかに体調も良いでしょう?
別にその人はダイエットで我慢しているわけではなくて、そんなに興味がないそうなんです。
なんかね〜いろいろと考えさせられました。
そういう人生もあるんだなあと。
話は長くなりましたが、そういうことを経て、いよいよあまりおいしい物がないといわれる中欧へ行く決心が付いたというか、そういう面は多分にあります。
しかしそういうことですので、なんとしてもチェコのおいしい郷土料理を食べなくては!!ということもありません。
チェコはBEER消費量世界一の国だし、昼に屋台で食べたソーセージはおいしかったし、基本BEERとソーセージで乗り切ろうという感じです。
そんななか一日目の夜は、何軒かあるビアホールのなかからガイドブックやWEBでも有名な店へ。
観光地のど真ん中ではなくてビジネス街のようなところにあったのでトリムを乗り継いで期待もだんだん高まります。
入り口を入ると、こんなに雰囲気のある看板が。
でも、結論からいうとこの店は期待外れに終わりました。
午後7時前だったので、満席だったらどうしようとか心配しながら来たのですが、ガランとした店内にはポツンポツンと家族連れの観光客が座っているだけ。
その時はラッキーだと思って、とりあえずBEERをたのみました。
BEERを飲みながら待っていると、きたのがこの豚肉料理。
どんな感じかというと、見た目はすごく良いのですが飛行機の機内食でアルミホイルを剥がすと入ってる料理というか・・・💦
それに店のオペレーションも少し悪くて、男女一名ずつのホール係が空いているからか逆に二人で話し込んじゃうと全然BEERの注文とかが出来なくて。
忙しい店だと通りかかった時に頼めば良いのだけど、広くてガランとしているからかこちらの意志を気づいてもらえませんでした。
でも、そうはいってもBEERは1杯200円くらいですし、ちょっと今回は合わなかったかなあと、次の日の夜は活気がある雰囲気のところを選んでいきました。
ホテルの近くにあった観光地ど真ん中の店ウ・ピンカスー。
こちらプラハで一番最初にピルスナーを提供した店で、そのピルスナー・ウルケルが飲めます。
そして食べたかった牛肉のタルタルも。
これは揚げたパンと共に食べます。
この皿が来て、あぁ、この店はなんかイケそうだぞと一安心。
カマンベールのホイル焼きも来ました。
これはなにかというと・・・
ソーセージのBEER煮。
前日は大皿料理でドンっ!!ときてしまい為す術もなかったので、今夜は日本のように刻もうと。
それぞれがなかなか良くて成功でした。
家庭的な料理を出す店でしたね。
そして今夜がチェコ最後の夜。
チェコに夜に着いて1泊目、そして昨日今日とチェコはこの3泊だけで終わり。
ものすごい短くて、これでチェコの、プラハの何かをわかるはずもないけど、その糸口の先端くらいは垣間見ることが出来たかな?
次に着たときには、その糸を少したぐってみようと思いました。
なによりBEERが浴びるように飲めるのはやっぱり良いです笑
そして段々と私も、中欧の水に慣れてきたようでした。