ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

海上保安部に行ったこと。

2020-10-03 06:15:00 | 
電話では
いつでも来ていいですよ、ただ緊急事態の時は対応はできませんが、、と言われていましたが、
なんとなく敷居が高かった海上保安部の支部に
Mちゃんに付き添ってもらい
行ってきました。
 
その支部は、
港の側にあり
四角い2階建ての玄関のインターホーンを
ドキドキしながら押し
海での注意点をお聞きしたいのですが、、と言うと
制服を着た職員の人が玄関を開けてくれて
簡単にこちらの事情を話すと
2階の応接間に案内してくれました。

これからカヤックで行く予定の沿岸には、いくつも漁港があります。
基本、港には出入りしないつもりですが
海のルールを知らない私にとっては
船との遭遇が一番怖いと思っています。

そして海上でハプニングがあり
自分の力では陸に戻れない場合、
118のお世話になると思うのです。

職員の人は
大きな海図を持ってきてくださり
それぞれの港にはどんな船が出入りするかを教えてくれました。

一ヶ所、
砂利を運ぶガット船が、午前中に1回、午後にも1回、出入りする港があり
その船はルートが決められているそうですが
たまに外れたルートで港へ入る船もあるとのことでした。
数年前に
ボードでそのあたりを漕いだ時、一度そのガット船を見たことがありますが
港はこじんまりとしているのに
船はびっくりするほど巨大で
まるで夢を見ているような光景でした。
そのあたりの海はとてもきれいですが
ガット船のことは要注意!と思いました。

そのほか、
・西風が吹いた時は、湾では「吹き戻し」があること。
・河口では三角波が立ちやすいから注意すること。
・定置網には注意すること。
・「港則法」がある地域があること。
・「海上交通法」では船は右側通行でお互いに左側にすれ違う船を見ること。
・「海上衝突予防法の16条」では、保持する船と避航船の説明があるが、
 カヤックの場合は止まった方が良いこと。
300メートル以上の船は15メートルの高さから海を見ているのでカヤックは見つけられ
 ないこと。

そして
海上保安庁に届け出が必要な場所があるとのことですが、
カヤックは海上で自由だそうです。

海上でハプニングがあった場合、
その位置がわかれば支部に直接電話をした方が早いとのことで
電話番号を教えてくれました。

自分の位置がはっきりわからない時は118 に電話をし
位置の確認のため、通話状態を長くした方が良いとのことでした。
いずれにしても
ハプニングが起きたらすぐ電話をした方が、救助しやすいとのことでした。

夏に何度も行ったS島も
Sさんに案内してもらったU島も県の所有とのことでした。
(海図の「(13)S島」の表示は、引潮の状態の最低潮面からの高さ、とのことでした)

最後に
「命を大事に」と言ってくださいました。

私の遊びのために、時間を割いてくださった海上保安部の方に
とても感謝しています。

そして付き合ってくれたMちゃん、ありがとう。
(Mちゃんが撮ってくれた写真、勝手ながら使わせていただきました〜)