おかえり その５

増えないゆうの毛の代わりに
どんどこ溜まっていくくうちゃんの毛。
このままだったら等身大もゆめじゃない？
いえいえ。。夢だってば。
やっと100グラムだよ。何年かかった？


ゆうとくうのぐるみの大きさはそろえてもらうので
余った毛の方が多いじゃないの。。
うふ。もうひとつ作ってもらおう。
ゆうとくうの合体ぐるみ。
あっ。ふうちゃん。。ふうちゃんのぐるみはまだまだだいぶん
先のお話になるわよね。
ふうちゃんの毛も合体ぐるみに使っていただくように
クルエラさんにお願いしたの。
三位一体ぐるみ。わくわく。
本体はくうの毛。タンはゆうの毛。鼻に入ってるリッチはふうの毛。
うぅ。とてもいいアイデアじゃない？
一粒で3度美味しい。
ふうちゃんの毛があまったけど他に使うところはありませんかって
クルエラさんに言ってもらって、考えた。
考えたけどこのときすでにテンション上がりっ放しの私は
うまく頭が使えない。
「3匹の毛を使ってブローチにしてください」
それも「シャネルのカメリア風に」
なんという、あつかましいお願いでしょう。
3匹の毛を使ったブローチをつけたテディベアタイプのぐるみ。
まさしく三位一体。
こんなわがままな願いをまたしても叶えていただいた。



ね。すごいでしょ。



誰に似てる？



二匹のお兄ちゃんみたいでしょ。
スリスリ抱っこができるのよ。
何処にでも持ち歩きたい。


それからそれから。

「おまけも楽しみにしてくださいね」ってメールに。。
なんだろう。ブローチもつくってもらったし。
なんだろう。

え～っ！！！！！！！！！！！！！！！



きゃあ。可愛い～



なんとなくふうちゃんに似てる。
ううん。ふうちゃんだわ。

なんて素敵なおまけなんでしょう。
天にも舞い上がりそうな気分ってこういうことを言うんだわ。



ほんとにほんとにありがとうございました。

おかえり その４

パーツの写真を頂いて、もう一度
ここはどう？このへんはこれでいい？って丁寧に微調整。
なんで、こうして欲しいな、ああだったらいいなって思ってること
クルエラさんにはわかるんだろう。

最後の最後までわがままを言わせていただいて
仕上げに入っていただいた。

「完成しました」
うう。緊張する。受け取りは私のお休みの日。
朝から、ううん、前の夜からそわそわ。
その日は、朝からスケジュールきつきつ。
その方がいいの。ずっと待ってたら心臓がもたないわ。

3時過ぎ。郵便やさん到着。
ピンポンを押す前にドアを開ける私に郵便やさんたじたじ。
なんで、わかった？
だって、くうが教えてくれたからよ。

テーブルの上に茶色い箱。
一刻も早く開けたいんだけど、手が動かない。
でも、くうが「開けてくれ～早く開けろ～」
中身がわかってるん？おやつやないで。



手が震える



ゆうくん。おかえり。



ご本犬と一緒



久しぶりの2ショット



くうちゃん、いい顔してると思わない？



お母さん、この子誰？

うふ。その子はね。。

おかえり その３

毛糸になったゆうくんたちの毛。
もうすぐ、形になっていくんだなって思いながら
なんだか、ね。そわそわ。考えない振り。

「パーツ完成しました」のメールが届きました。



あっ、ゆうくんだ。
いやん。そっくり。どうしよう。



ゆうくんのお尻。
クルエラさん、何処で見たんだろう。
なんで、お尻までわかるん？



くうの口。
ここんところを無理なお願いをしてしまったの。
少し開いててべろが少し見える感じ。
粘土じゃないんだから、毛糸でそんな細かい表現を注文する
わがままな私。
今だからたいへんな注文をしてしまったと反省してるんだけど
あの時はそんなことも判らないで、
出来るだけあの子達の姿を再現して欲しいってそればかりで。
ほんとにクルエラさん、ありがとう。
そしてごめんなさい。悩ませてしまいました。
そんなわがままを見事に叶えてくれました。

クルエラさん、ばんざい。