ささやかなJUNKER

手に入れたデジタルアイテムやジャンクPCなどを紹介したいと思います。
しかし最近はジャンクとはご無沙汰です。

"ささやかなJUNKER"氏、土砂降りの人吉をゆく。(3)

2013-08-06 22:50:10 | Weblog
ささやかなJUNKER氏の人吉訪問第3弾である。
午後も雨がふりしきる人吉なので、施設内、室内の見学を考えた。
人吉城歴史館からすぐのところに「繊月酒造」の蔵がある。
「峰の露」、「繊月」などの焼酎で有名である。
随時見学可なので、見せてもらうことにした。

あいにくと写真撮影は禁止である。
人吉付近は球磨焼酎の本場であり、「繊月酒造」は100年以上続く老舗である。
蔵は思ったよりもこぢんまりとしており、焼酎の製造工程の説明をしたもらった。
見学の終わりには、「城見蔵」と名付けられた試飲会場・売店に案内される。
ささやかなJUNKER氏は、運転手なので残念ながら試飲ができない。
家内が2,3種類試飲しているのがうらやましい。
ささやかなJUNKER氏は、アルコールが入っていない「恋しそうアイス」を食した。
熊本県産の赤紫蘇と阿蘇のジャージー牛乳で作ったミルクアイスで、「はなまるマーケット」で、繊月のCMイメージキャラクターの宇梶剛士さんが紹介したらしい。
初めにミルクアイスの甘さが来て、次に酸っぱさが来る夏にはぴったりのアイスであった。

記念にオリジナルストラップをいただいて「繊月酒造」を後にする。
さて、雨も小やみになったので、次は鍛治屋町あたりを見学しようと思い立った。
あいにくの天気で、鍛治屋町あたりに観光客はほとんどいない。

そんな中、「釜田醸造所」にお邪魔した。
みそ・醤油の蔵である。
「どうぞ、ご自由に見てください。」となかなか感じが良い。

蔵の中は、諸味の匂いがし、やがて奥に行くと味噌の香りがしてくる。
帰りにお茶と漬け物などをご馳走になり、醤油とキクラゲの佃煮を買う。
さて、そろそろ帰途につかないといけない。
18時までにレンタカーを返すことになっている。
一般道を帰ろうと思ったが、カーナビによると18時ギリギリになりそうなので、高速道路を使うことにした。
これが悲喜劇の始まりになろうとも知らず・・・。
人吉ICから八代ICまでは、サービスエリアがあるだけで1区間である。
時間にして40分程度。
大雨の影響で、八代ICと御船ICの間は通行止めになっていた。
もしかしたら事故だったのかもしれない。
八代ICまでは大丈夫だと、高速に乗ったのだが、八代ICまであと7kmあたりで、車の流れがビタリと止まった。
どうやら通行止めの影響が出たらしい。
それでもノロノロと進むかと思っていると、さにあらず。
2,3m進んでは止まりの繰り返しで、一向に前進しない。
しかも、ほとんどがトンネルの中。
17時過ぎに八代に着く予定が、あと6kmくらいまで来て18時のレンタカーの返却時間が近づく。
営業所に遅れることを連絡しようとするが、ささやかなJUNKER氏のIP電話はトンネルの中で通話不可の表示。
家内の携帯を借りると、アンテナは立っていたが、何度かけても通じない。
どうやら、渋滞に巻き込まれた車から電話する者が多く、混雑している様子。
こういう時は、トンネルさえ出ればIP電話が通じるはずだが、ずーっとトンネルの中。
そんな時、後部座席で寝ていた次男が起きて、小用の訴え。
刻々と次男の我慢の限界が近づくが、車はいまだ長いトンネルの中を2,3m進んでは止まることの繰り返し。
次男に外に出て、トンネルの端で用を足すことを納得させ、一緒に外に出る。
一応、周りから見えるので恥ずかしかろうと、ささやかなJUNKER氏が背後に立って形だけでも隠すことにした。
すっきりした次男を乗せ、また進んでは止まる。
何度も家内の携帯で営業所に電話をかけ続け、十数度目でやっと繋がった。
渋滞で遅れることを伝える。
そのうちトンネルの待避所が見えると、そこで2,3人のオジサンたちが同じように用を足していた。
一時間後、ようやく流れ出した。
5分かかる距離を1時間以上かけて進んだことになる。
予定より、30分以上遅れてレンタカーを返却。
延長料金は取られなかった。
感謝。
散々でした。
次男も滅多にない経験をしたので、このことを作文に書けと云ったのだが、たぶん書かないだろうなぁ・・・。


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