世襲のどこが悪いのか?

2009-05-22 14:03:12 | 時事
鳩山代表、自民の世襲制限を批判


 民主党の鳩山代表は、
自民党が民主党に続いて次の衆院選から世襲候補を制限する方向で
調整に入ったことに対し、
「世襲を認めていると、選挙を戦えないからだ」と指摘しました。

 「自分たち(自民)は世襲を認めていると。
 民主党は認めないということになると、
 (自民は)選挙戦えないという思いから世襲制限を加えたのではないかと」
(民主党 鳩山由紀夫 代表)

 世襲候補の制限をめぐっては民主党が先月、
3親等以内の親族が同一選挙区から連続して立候補することを世襲と定義し、
次の衆院選の政権公約・マニフェストに盛り込むことを決めています。

 一方、自民党も党内から反対論がありましたが、
次の総選挙からの適用を求める声が強く、
その方向で最終調整が行われることになりました。

適用されると、小泉元総理のニ男の進次郎氏らが対象となり、
公認は見送られることになります。

 ただ、無所属で当選した後、
追加公認で自民党入りを認める余地が残されていて、
鳩山氏は「姑息な発想で国民を騙すことになる」と批判しました。

(22日00:11)TBSニュース






あのさ、、、鳩山さん。

アンタのお父さんとお爺さんの職業は何ですか?


よくもまぁ、、、世襲世襲と

大きな声で批判できるものだねぇ。


小沢さんはどうなの?

菅さんの長男は選挙に出たこと無いのかね?

共産党でさえ穀田恵二の長男が参院選に出てるではないか。



私ははっきり言って

世襲のどこが悪いのかさっぱり解からない。


世襲であろうが無かろうが

選挙は人物がどうかであって、

人物でないと選挙民が判断すれば

落選するだけだ。



地盤看板鞄があるから不公平だというなら、

親が代議士だから選挙に出てはいけないなどは

そもそも憲法違反で不公平どころか差別であろう。



世襲は出来が悪いなどと確たるデータも無く言う者が居るが、

出来の良し悪しに世襲は関係ない。



むしろ、

世紀の奸人と言われるヒトラーの親父はオーストリアの税関史だったし、

ムッソリーニは鍛冶屋の息子、スターリンは靴屋の出、

ポル・ポトは農家の8男坊である。



何となく雰囲気で

世襲がさも悪であるかのように喧伝されているが

そんなものの根拠は何も無い。



しかも自分自身が世襲議員でありながら

『関係ないもん』というような顔をして

『世襲がどうのこうの、、』と、、、、


言ってて恥ずかしくは無いのかね?



大体、親が決めたらその子は国会議員になれるのかね?

そんなものは有権者が決める事だ。

マスコミも、

さも『世襲は悪が前提』であるかのように言い募るのは止めたらどうか。



しかも、妙に民主党に都合が良い所で線引きしやがって、、、



姑息な発想で国民を騙しているのは

いったい、誰かね?





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10 コメント

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うん~ん、どうでしょ (やまびこ)
2009-05-22 21:14:20
Pさん、こんばんは。

今回のエントリーに関しては、全面的に賛意を表せないので、お許しを・・・。

鳩ポッポの言い分なんかお話にならないことは仰るとおりです。

ですが、歴史上の悪の権化が世襲ではないから、世襲でない方がヤバいだろうと言われるのはいつものPさんらしくないのではないですか?
ほかにもスターリンを筆頭に極悪人たちは世襲じゃないですけど、ちょっと次元の違う無理やり押し込んでいませんか。(笑)

さて、我が国の世襲議員(特に国会議員を中心に)の跋扈は、憲法を持ち出そうが、国民の審判を語ろうが、現実問題として「なんら問題はない!」と言い切るにはためらいませんか?
もっと言うなら、小粒な宰相輩出の温床はかなり深刻な状況だと思います。
小泉純一郎氏も世襲の一人で、自らわが子も国政に送ろうとしてますが、毀誉褒貶があっても小泉氏は力を認めざるをえないでしょう。
だが、その余のご仁においては惨憺たる実態じゃないでしょうか。
(あはは、小沢や鳩ポッポもです。)
選挙という過酷な闘争の中では、地盤・看板・鞄は、理想論、中論を超えて絶対の力を持っています。
御曹司が奇跡的に抜きんでた力量を持っているというなら別ですが、そういう例は少ないのじゃありませんか。
凡庸かわずかばかりしっかりしている程度なら、やすやすと当選させてしまう風土にお問題があるのですが、当選しやすさに着目するあまり力のある若者の目を育てようとする風潮は皆無に等しいではありませんか。
ですから、違法じゃない(むしろ制限は憲法違反とかまびすい)、国民が選ぶんだからといくら言われても、このさびしい現実を見れば、世襲は望ましくないと考えるのが妥当じゃないでしょうか。
最低でもほかの選挙区へ行けとか、おやじが引退した後一回以上は空けてから出ろとか・・・
然るべき世襲制限策はとった方が良いと私は思うのです。
私の田舎暮らしなもので、世襲のオンパレードを見ているとうんざりです。
結構やる気の市会議員、県会議員の若者もいますよ。でもそれらはいつの間にか埋没して、古手の市会議員、古手の県会議員になってしまうのです。
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リベラルの組織票 (P@RAGAZZO)
2009-05-23 11:50:18
こんにちは、やまびこ大兄。

う~~ん、なるほど、
大兄のご意見も理のあるところですね。

しかし、現実の選挙を垣間見るに、
例えば郵政選挙の公募で当選したチルドレンにしろ、
タレントだった候補にしろ、
これはと思える人物はどれほど居るのでしょうか?

全く居ないわけではありません。
中には立派な人物も居ます。
しかしそれは世襲候補にも言えることであって、
世襲であっても人物も居ればそうでない人も居る。

つまり、世襲かどうか?タレントだからどうか?
という議論はあまり意味が無いのではないか、、
と私は思っているのです。

そうでないと、現実問題として、
例えば日教組の強力な基盤を持った人や、
労組ががっちりと組織票を持った方、
一宗教の信者(全員が投票するといわれている)の妄信的な投票行動に、
保守系の無名の新人はことごとく粉砕される恐れがあると思います。

知事選などでは個人の考え方を充分に伝える時間と機会があり
有権者は候補者を個人ベースで選択しますから問題ありませんが、
国政の場合の投票動機はそうではないと思います。

大兄は共産党の最も大きなスローガンをご存知だと思いますが
(日教組も労組もそうですが)
それは『団結』です。

共産党ばかりでなく、
現実にここまで民主党を伸ばしてきた支持母体は
全て『左翼リベラル』です。

保守系の政治団体に
あれほどの結束を見い出す事は私にはできません。

世襲に積極的に賛成というわけではありませんが、
これを全面廃止という事にすれば、
日本の政治は確実に大きく左傾化するでしょう。

そのような背景を鑑みれば、
世襲は『良い』とはしませんが
『排除すべきでない』と、私は思います。
返信する
ますます悩ましい(笑) (やまびこ)
2009-05-23 18:05:03
Pさん、こんにちは。

お互い考えているところはかなり一致しているのに、最後に是とするか否かで正反対になりましたね。(笑)

>>そうでないと、現実問題として、例えば日教組の強力な基盤を持った人や、労組ががっちりと組織票を持った方、
>>一宗教の信者(全員が投票するといわれている)の妄信的な投票行動に、
>>保守系の無名の新人はことごとく粉砕される恐れがあると思います。

おっしゃる危惧は私も全く同感です。
ただし、そこがまた彼らの弱点でもあると思うのです。
つまり、自分一人の力ではなく、人様組織または超越した指導者)に当選させていただいた連中ばかりになっていますから、個人としてすぐれて人物は一人もいない。
あるいはいるのかもしれないが、その力を自分の意志で発揮できる立場の者が一人もいない。
どうでしょう、これは左集団もしくは宗教集団の大きな弱点ではないでしょうか。
健全な保守勢力の維持を望む者にとってはありがたいことでさえあると、私は思うのですが・・・。

>>保守系の政治団体にあれほどの結束を見い出す事は私にはできません

保守系政治団体と言う分にはまったくおっしゃるとおりです。
彼らの心情の中には隠そうとしても隠しきれない「利権」あるいは「権力構造の維持」というものがかろうじて組織を支えている節があります。
到底左翼組織や宗教組織には歯が立ちますまい。
ただ、個々の政治家の後援会組織となるとちょっと趣が違ってくるのではないでしょうか。
私は田舎暮らしですから特に痛切に感じるのですが、後援会というのは地縁、血縁、会社取引縁に「大小の利権」を縦糸、横糸、斜め糸に、それはもう強固な結びつきでう。
ある意味、左翼や宗教団体に勝るとも劣らない組織力となっていると思うのです。
そういう組織を、「先生」が引退するからと言って、あっさりと解体するなんて当事者たちには中々出来ないものらしいです。
すると、一番無難なのは息子か娘の一人が「後継者です。」と名乗りを上げてくれれば、いともすんなり後援会組織が維持できます。
「先生」が急死して、「奥様」が「弔い合戦」として出馬するケースもまたしかり。
そういう候補がいない場合に、例外的に「先生の子分(系列県議や秘書)」を立てる場合もありますが、例外措置でしょう。
つまり子の場合が一番手っ取り早いわけで、その子がよ「ほどの暗愚」でない限りこの方程式は大方の賛同を容易に得られて、ただちに後援会組織は機能しはじめます。
そして当選するのです。
それほど、地盤、看板、カバンの力は偉大であるわけです。
それに匹敵する組織を自らの力で構築して、赤じゅうたんを踏むには、よほどの人間的魅力と政治的力量がないとおぼつかないでしょう。
私がもっとも危惧するのは、このようにして「よほどの暗愚」ではない程度の子弟が、このようにやすやすと国会議員となる・・・それも唖然とするくらいに大量に・・・まさに保守勢力のあからさまな衰退に他ならないと思うところです。
中には真に優れた子弟もいないことはないでしょうが、あたかも政治家の子供はすべて政治家としての十分な力量があるなんて到底信じられないし、今の自民党(自民に限らないが)の圧倒的多数が世襲議員という実態を見る時、暗然たる心地に包まれるわけです。

私がオバマ氏にシンパシーを感じるゆえんの一つがここにあります。
政治家としての人生を歩き始めた時のわが身は裸一巻!
されど、日々の精進と知恵、才覚、信念、実績を大衆の心をつかみ、さらに理念と弁舌によって大衆を奮い立たせる指導力によって、いともやすやすと自らを押し上げる組織を作り上げる・・・そういうリーダーシップを持った若い政治家が世に出やすい空気を請い願うのです。
人はどうしても易きに流れます。
世襲は良いとしたままでは、いずれ日本の保守勢力は壊滅しかねないと思うのです。
現在、国民の相当数は明らかに世襲(左右に関係なく)に批判的です。
おそらく、国民が本能的に恐れているのは、このままでは真に力のある者が中々頭角を現すことができず、「よほどの暗愚ではない」程度の後継者ばかりになり、これらが何期か経験を積んだに過ぎない普通のおじさん、おばさん程度(おごりの生じる分それ以下かも知れない)が、この国をさい配するという情けない未来ではないでしょうか。
未来と言ったけど、今がすでにその時かもしれません。

世襲は変えろとは言っても、確かにまれには優れた子弟もいるでしょうから、政治家の子として生まれたら、絶対に政治家にさせないというのも明らかに行き過ぎです。
どこかで加減の良い調整は必要でしょう。
ただし、今のように父の引退即せがれが後継者というのは、早く改めなければならないと信じます。
そうしない限り、職業選択の自由がどうだの、審判は国民が下すはずとか、なかには優秀な子弟もいるだなんて、いくら言ってみたって、国民は徐々にそっぽを向き始めるでしょう。
そうなれば、敵の攻撃に屈するのではなく、自壊という形で保守政治の終焉を迎えかねません。
返信する
ジョン・F・ケネディ (P@RAGAZZO)
2009-05-24 11:48:21
やまびこ大兄、こんにちは。

大兄のおっしゃることはよく理解できます。

特に
>>現在、国民の相当数は明らかに世襲(左右に関係なく)に批判的です。

は私もひしひしと感じられるところです。

ここからが意見の分かれるところですが、
であるからこそ『世襲のどこが悪いのか?』と
私は批判を覚悟の上で明確に申し上げているのです。

理想論として

>>日々の精進と知恵、才覚、信念、実績を大衆の心をつかみ、さらに理念と弁舌によって大衆を奮い立たせる指導力によって、いともやすやすと自らを押し上げる組織を作り上げる・・・そういうリーダーシップを持った若い政治家が世に出やすい空気

を希う大兄の説は尤もです。


また、オバマ氏に限らず
例えば秀吉のように徒手空拳で天下を掴むというのは
人の心を掴み感動を呼びます。
個人の人生としてはすばらしいモノだと
私も思います。

しかし、だからといって世襲は『悪い』とは
私は断じて思いません。

ジョン・F・ケネディの祖父パトリック・J・ケネディはマサチューセッツ州上院・下院議員でしたし
父親のジョセフ・P・ケネディは駐英アメリカ大使でした。

もし米国で世襲が禁じられていたならば
政治家ジョン・F・ケネディは生まれ得なかったでしょう。
(ケネディを手放しで評価しているわけではありませんが、、、)


また、もし世襲を禁じたならば、
タレント、金持ち、有名人、労組出身、
日教組出身、或いは官僚出身などばかりが政治家になるでしょう。

これらの人々は皆優秀でしょうか?
優秀な人も居り、そうでない人も居るのではないでしょうか?

世襲もしかりで、
暗愚も居れば聡明な人も居るのだと思います。

世襲かどうかを論じる事は無意味です。
世襲かどうかは個人の能力とは関係がありません。

世襲を『悪』とする今の世論は
根拠の無い情緒的なルサンチマンを内蔵した風潮であり
危険でさえあると私は思っています。

私は世襲を推進しているのではありません。
『世襲を排除する事は間違いである』と言っているのです。


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JFK (やまびこ)
2009-05-24 13:34:11
Pさん、こんにちは。

いやあ、JFKが登場してきては、ちと分が悪くなりましたな。(笑)

世襲にも非世襲にも、それぞれ優秀な者と暗愚な者がいるという点ではまったく同感です。

>>また、もし世襲を禁じたならば、タレント、金持ち、有名人、労組出身、日教組出身、或いは官僚出身などばかりが政治家になるでしょう。

こんな事態はとんでもないことで、はっきり願い下げです!(笑)


>>私は世襲を推進しているのではありません。
>>『世襲を排除する事は間違いである』と言っているのです。

私の場合、これを裏返しにした思いがあるのです。
すなわち、私は世襲のすべてを否定し、排除すべきと言いたいのではありません。
ただし、現状のように大方の代議士が世襲を繰り返し、結果宰相や大臣の大半が世襲議員であり、世襲でなければ政治家にもなれず、まして宰相などに決してなれないかのような「現状」は、論理を超えて国民にそっぽを向かれることは必定だと言いたいのです。
それは、健全な保守勢力の壊滅につながりそうだということを危惧するのです。

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コイン (P@RAGAZZO)
2009-05-24 16:35:29
やまびこ大兄、こんにちは。

日本に何故真の意味での『哲学』が根付かず
世界的な『哲学者』が生れ出なかったの理由のひとつに
「日本人は長い議論に耐えられない」ということがあるそうです。

私は大兄という冷静に議論を進められる方を得て
幸せであると思います。

>>私の場合、これを裏返しにした思いがあるのです。

まさに同感です。
私たちはコインの表裏を述べ合っているのですね。
厳格な『哲学』とは違い、
日本には『和を持って貴し』という、
曖昧ですが包容力を持った精神があります。

『世襲問題』も何とか善き方向に軟着陸せん事を願ってやみません。
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幸せ者 (やまびこ)
2009-05-24 19:05:21
Pさん、こんばんは。

>>私は大兄という冷静に議論を進められる方を得て幸せであると思います。

いえいえ、そう言われるとただ恥じるばかりです。
私は論理的な議論など決して得手ではありませんし、Pさんから多くのことを学ばせていただいて、自分こそ幸せ者だと思っております。
深謝、深謝、多謝、多謝です。

>>私たちはコインの表裏を述べ合っているのですね。
>>厳格な『哲学』とは違い、日本には『和を持って貴し』という、曖昧ですが包容力を持った精神があります。

前段も後段もまったく同感です。
今後ともよろしくお願いします。


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フジテレビ (Unknown)
2009-05-24 22:07:51
このコメントを読まれた方へ、今すぐフジテレビ、8チャンネルを見てください。
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こちらこそ (P@RAGAZZO)
2009-05-25 10:47:38
やまびこ大兄、こんにちは。

こちらこそ、ありがとうございます。
返信する
『サキヨミ』 (P@RAGAZZO)
2009-05-25 10:55:32
Unknownさん、こんにちは。

私も視ました、『サキヨミ』。
コメンテーターがかなり辛辣に世襲を批判したにもかかわらず、
「世襲は制限すべき」に賛成は55%、反対が45%と意外と差が広がらず、
出演者一同が一瞬唖然として静かになっていましたね。

私もこの調査結果は意外でしたが、
少し安心もしました。

竹田氏の『個人の資質は関係が無い』と述べていたのが
印象的でした。
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