オバマ大統領、イスラエル支持鮮明に
オバマ大統領は、就任後初めて中東情勢に言及し、多くの死者を出したパレスチ
ナ自治区ガザへの攻撃を批判することなく、イスラエルを支持する姿勢を鮮明にし
ました。
「はっきり言います。アメリカはイスラエルの安全にコミットします。
脅威に対するイスラエルの自衛権を支持します」(オバマ大統領)
オバマ大統領は22日、中東特使にミッチェル元上院議員を、アフガニスタン・
パキスタン特使にホルブルック元国連大使を任命しました。国際問題の解決で実績
のある2人を起用することで、中東と南アジアを外交の最重要課題とする姿勢を示
したものです。
就任まで発言を控えてきた中東情勢については、イスラエルに対し「自衛権を支
持する」と明言する一方で、パレスチナ側に対しては対イスラエル強硬派ハマスに
ロケット攻撃をやめるよう要求しました。
ガザ地区の人道状況には懸念を示したものの、多くの死者を出したイスラエルの
攻撃を批判する言葉はなく、これまでイスラエル寄りの姿勢を取り続けてきたアメ
リカの方針に、新政権でも大きな転換がないことを伺わせました。
(23日09:10)TBSニュース
おぉ!
いきなり私の読みが外れてしまった。
予想以上に、
オバマは多国間紛争にコミットする気なのか。
しかしこの発言は
世界中の多くの人道主義者や平和主義者を
大きく落胆させる事になっただろう。
支持率に影響があるかもしれないが、
私は彼が必ずしも夢想的な理想家ではなく
『現実的である』という事に少し安心した。
霧の中で
ザリガニだと思っていたものが
霧が晴れたら
強かなサソリだったような気分だ。
ここで今一度
福島瑞穂のコメントを聞きたいものだ。
毎回、毎回、密度が濃くてうなってます。
タイトルもぴしゃりです。
そうですか、、、
彼は乳色の理想いろから、黒いサソリに変貌しつつありますか。
だったら、わたしも少し安心しました。
ところでここだけの話(ひんしゅく覚悟)
いわゆるあそこら辺の人たちですが
お互いに、この際 ひとり残らず種が絶えてしまうまで
争いあったら、あそこら辺の問題 解決しませんかね?
絶対の一神教で非寛容。
比べて、ちゃらんぽらんなようだけど
なんでもありの多神教で寛容のわが民族。
停戦、再戦が繰りかえされる度に
尽々く、日本に生まれてよかったと思います。
失礼いたしました。
大統領も、Pさんに評価してもらって喜んでいるんじゃないですか。(笑)
のほほんとした平和主義者じゃないって言ってもらって・・。(笑)
この発言によって、彼の米国内の支持には何の影響もないでしょう。
大方の米国人の率直な思いに沿っていると思いますから・・・。
古くからユダヤ人を目の敵にしてきたヨーロッパのキリスト教徒と違って、アメリカ人にはそういう感情がもともと少ないし、イスラエルはアメリカが作ってやったようなものだという感覚があるはずだし・・。
逆にアラブ、イスラムに関しては9.11以来、何かと自分たちを脅かす存在という感情があると思います。
大統領にしても、かなり敬虔なクリスチャンと見受けられますから(そうでなければ支持されないことも知っているはず)、イスラムに対する内心の疑念はあるのでしょう。
彼が、太陽光、風力、地熱発電の技術開発に巨額の財政出動をしていくと言明しているのにも、表向きは雇用創出と言っていますが、中東産油国にこれ以上の富を築かせては世界が危ないと感じているのではないでしょうか。
雇用創出につながるのはまだ先なのに、早々と声高にグリーンニューディール政策を謳うのは、きっとそういう意図を持っている予感がします。
彼はいろんな意味でブッシュ氏の失敗から多くを学んだと思います。
ブッシュ氏は、中東地域から安定的に石油資源を確保したがった。
でも、オバマ氏はかなり早い段階から中東の石油に頼らない国にしたいといってましたから、私は今回の声明は予感していました。
つまり、中東産油国の資金をたたないとテロはなくならないと見越していると思います。
何も中東から一滴も石油を輸入しないところまで行かなくてもいいんです。
需給関係を崩して、価格を暴落させるだけでもテロの抑止効果は抜群です。
私は、彼が平和を希求しているのは本当だし、世界中の核廃絶を望んでいるのも本当だろうと思います。
それくらいの魂の持ち主であろうと思います。期待を込めての観測ですが・・・。
だが、そういう希望の実現を図るにあたって、妥協を重ねるだけの軟弱な政治家ではないだろうと思います。
ちゃんと相手を倒す毒は準備しておいて、「でも平和に行こう!」と呼びかける・・・。
クリントンが代弁しています。
スマートパワーであると。。
ある意味超現実的な人物だろうと思います。
もしかしたら、人類史上まれに見る大政治家になるんじゃないでしょうか。
Pさんの言うとおり、瑞穂ちゃんにもう1回しゃべられてみたいですね。
「しびれるうう」というのか、己の眼力のなさを省みることもなく、手のひら返したように「見損なっちゃったわ・・」と嘆くのか・・・見ものですね。。。
ありがとうございます。
いやはや、おっしゃるとおり、
あっこら辺りはもうどうにもなりませんねぇ。
それに比し我が国の曖昧な緩やかさはどうでしょう。
良いのか悪いのか判りませんが、
そもそもこの世の森羅万象は善悪などで二分できるものではなく、
我が国の曖昧は人が争わずに生きるには
素晴らしい環境であるのかも知れませんね。
まったく私たちの国は稀有なありがたい国だと思います。
いや、やまびこさんのおっしゃるとおりです。
私はオバマ氏はかなり理想主義が過ぎた平和主義者だと思っていましたから
今回の声明には少し驚きました。
確かに彼はハンマーを手放さない平和主義者であり
非常に現実的ですね。
ただひとつ、グリーンニューディール政策ですが、
これはご存知のようにルーズベルトが国家の富を
新しく配分(ニューディール)した政策を
念頭に入れたものですね。
ニューディール政策は自由民主主義から社会民主主義への転換を意味し、
ルーズベルトはその後ブロック経済政策を採り、
そのため日本は鉄鋼や原油調達が困難になり、戦争に至りました。
戦争はまた、ルーズベルトのニューディール経済政策を
結果的に成功させた一因でもあったのです。
その経緯を思うとき、
私はオバマ氏が保護貿易への誘惑に負けないでいられるだろうか
と少し心配しています。
エネルギーの原油依存からの脱却は論理的には理解できます。
しかし、その対費用効果やランニングコスト、絶対エネルギー確保量などを考える時、
幾分茫洋とした気分を禁じえません。
いやあ、「ハンマーを手放さない平和主義者」ですか。いつもながら小気味よい切れ味ですね!
ハンマーを持ってちゃ平和は来ないからすぐ放り出せ…って叫ぶ平和主義者が多くて困りますね。
瑞穂ちゃん!聞いたかね?
彼が真っ先に救いたいのは、当たり前だけどアメリカ国民。
それも一番先はは中産階級の経済立て直しのようです。
たぶん二番は貧困層、次いで非合法も含めた移民。
最後に富裕層となるでしょう。
そうなれば、自国のっ区民が必要とする者を自国の工場で生産しようという道筋になるのは必然です。
そういう意味で保護貿易の傾向が顔を出すのはやむを得ないかも知れまんせん。
ただし「誘惑に負ける」ということはしないでしょう。
同盟国やある意味アメリカ経済を外から支えてくれるインドや中国の経済をある程度面倒見ないと、逆に叩き潰してしまったら、自分たちも生き残れなくなるから、きっと抑制の利いたスマートな形にうまく治めると思いますよ。
ま、「頼むから、ちょっとだけ我慢してくれよ。」という加減で治めると思います。
その裏には「おれが立ち直れば、きっとお前たちにもいいことあるから・・」というのが対外的なスタンスじゃないでしょうか。
経済は確かに大事なんだけど、彼が負っている責任は経済だけじゃありません。
国際政治力学、軍事バランスなどを考慮に入れて、結構上手く世渡ると思いますよ。
それだけの人物であると信じます(大いなる希望)
ニューディール政策はおっしゃる通りなんですね。
何とも皮肉なのは、国民を鼓舞できたのは事実でも、成功が完成したのは第二次世界大戦の戦争特需だったんですよね。
そういう意味ではグリーン・ニューディールと言っても中々甘くないのはそのとおりです。
よほど性根を入れて頑張らないといけませんね。
もっとも、彼自身選挙戦中と違って、就任前から「甘くない!甘くない!」って盛んに言い始めていますね。
代替エネルギーの開発も決して甘くないのはおっしゃるとおりでしょう。
しかし、政府の財政出動は研究開発に集中するでしょう。
日本は今ある技術製品を買えと言って、購入者に補助金を給付する形を取っていますね。
(太陽光は国産が少しリードしてるみたいだけど、風力は大半ヨーロッパみたいですね。)
それで飛ぶように売れれば、メーカーも開発費を回収して、さらに製品開発に回せるのですが、今のところ(今の製品レベルでは)中々飛ぶようにまでは売れてませんね。
オバマ氏はここでも過去や現状から学ぶことが得意さを発揮して、ほっておいても売れる製品を開発させたいのでしょう。
言うまでもなく、コスト、効率で商品力をつけさせたいのでしょう。
巨額の資金を投入するのは、今の製品とは全然違うほどに開発させたいのだと思いますよ。
そうじゃなきゃ、開発にも販売にも雇用の創出ということは起きて来ませんから・・・。
もう一つは、この国家プロジェクトが曲りなりに軌道に乗ったら、それだけで十分インパクトのある石油価格の暴落が生じるでしょう。
そしたら、引き続き石油を消費するという面(産業及び国民生活)では、コストが軽減され、経済好転の大きな材料になります。(車もまた売れるかも)
前にも言いましたが、石油が暴落すれば何よりもイスラムテロ組織の財政に打撃を与えることができます。
1発の銃弾も撃たずに敵を弱めることができるって算段でしょう。
こういうのを、クリントンが代弁した「スマートパワー」と言うのでしょうかね。
こういう考え、政策は、南部テキサス出のブッシュ親子には、思いつきもしないことでしょう。
仮にちょっと考えても、石油メジャーの王国のテキサスでどうやって石油を使わない政策を打ち出せるか・・・・。
嘘か本当かわかりませんが、ブッシュがイラク戦争を始めたのは、石油利権の為だと結構真面目にうわさされていたではりませんか。
そのしがらみの全くないイリノイから出たオバマ氏にはグリーンニューディールを打つ出すには何のためらいも無かったでしょうね。
実のところ、まだまだ分かりませんが、私はオバマ氏こそ、やがてアメリカ(ここが一番だが)だけでなく世界を救済してくれる偉大な政治家として名を残すだろうと期待しています。
何ってたって、ハンマーを手放さない平和主義者なんですもの!!
瑞穂チャン!!聞いてるか???
前回は記事とは関係ないコメントをしました、大変、失礼しました。
でも決して大げさなことではないのです。
この寒い時期、パソコンの前に長時間、座って作業されている方がよく風邪をひくそうです、それにインフルエンザの流行の兆しがありますから。
だから私はこのことをPさんやコメントされている方々によくわかってもらいたいと思いコメントさせていただきました。
まあ余計なお世話かもしれませんね。(汗)
ここからは記事と関係あるコメントをさせていただきますね。
【世界中の多くの人道主義者や平和主義者を大きく落胆させることになっただろう。】についてですが 、本当にそうでしょうか?
私はそうは思えません、私自身もオバマ新大統領がイスラエルを支持する発言を聞いて落胆はしませんでした。
オバマ新大統領は平和と理想を掲げながらも、その平和や理想を実現させるにはどうしたらいいのか、わかっているはずです。
イスラエルはガザの戦闘をテロとの戦いと言いましたが、オバマ大統領はハマス側に対しロケット攻撃を止めるように要求はしましたがハマス側の行動を一度もテロだとは言わなかったはずですよ、
これがブッシュ前大統領ならきっとハマスを悪の枢軸かテロだと言うはずですよ、
仮にオバマ大統領がイスラエルを支持しないと発言するとイスラエルは敵対国になる訳ですから、
それではイスラエルはより一層、強行な軍事行動に出るはずです、ハマスとイスラエルでは戦力に圧倒的な差があります、イスラエルは間違いなくガザ地区を焼き尽くすまで戦いを止めないでしょうね…ガザが地上から消えることになりかねません。
これだとアメリカは対話が無くなり軍事行動ぐらいしか選択肢がありませんね、まるでイラク戦争のようになりますよ、それでは意味がないのです、だからオバマ大統領のイスラエルを支持することは間違えた選択ではないはずです、それにこれならいつでも対話という選択肢は可能です、今はこれが現実的で最良の選択だと私は思います。相当、時間はかかりますますが、最も平和に近づく方法かと私は考えてます。
ここからは少し簡単に説明します、オバマ大統領は先に敵を作るよりもまずは味方を作る方法を考える人物だと思います。
まあ断言は出来ませんが、
あくまでも私の個人的な考え方や意見です。
Pさん、長文で文章力の足りないコメントですみませんね。
>>オバマ大統領は先に敵を作るよりもまずは味方を作る方法を考える人物だと思います。
なるほど、その通りかもしれません。
オバマ氏にはこれから多くの困難があるでしょうが
頑張っていただきたいですね。