コミカル浜矩子

2009-05-07 11:05:07 | 社会


護憲、改憲、大阪市内でそれぞれ集会 憲法記念日

2009年5月4日朝日新聞


 憲法記念日の3日、護憲派、改憲派がそれぞれ集会を開いた。

 平和憲法の堅持を訴える「九条の会・おおさか」は、大阪市中央区のエル・おお
さかで「世界同時不況と平和を考える」と題した集会を開催。
同志社大大学院の浜矩子(のりこ)教授(国際経済)は、
外国人より日本人の雇用を優先する「愛国雇用」の兆候があると指摘し、
「差別や排除から平和が脅かされる」と危機感を示した。

戦争を体験した母親が日ごろ、「二度と戦争してはいけない」と話していたことを
紹介し、「戦争放棄を前面に出した平和憲法は何物にも代え難い」と語った。

 同区の区民センターでは、日本会議大阪が「日米関係と日本の安全保障」と題し
たシンポジウムを開いた。外交評論家の田久保忠衛(ただえ)・杏林大客員教授は
基調講演の中で、ソマリア沖海賊対策の自衛隊艦船派遣が憲法解釈を理由に中国よ
り3カ月遅れたと主張。「ちゃんと国際貢献ができない憲法体制をぼんやり見守っ
てはいけない。一日も早く改正を」と訴えた。パネリストの吉田和男・京都大大学
院教授も「今日は憲法記念日だが、我々は改憲祈念の日にしたい」と締めくくっ
た。(多知川節子、染田屋竜太)









9条に賛否両論あって然りだ。


しかし、

外国人より日本人の雇用を優先する事が

『愛国雇用』であり

『差別や排除』であり

『平和が脅かされる』とはどういう意味か?


日本国内において、

経済が収縮し雇用の需給バランスが崩れている時、

同じ能力の日本人と外国人が居た場合、

日本人を優先するのは当たり前ではないか。


ましてや、

言葉の障壁や生活習慣、宗教、価値観が違う

外国人雇用のリスクを考えたならば、

日本人が日本人を優先雇用するのは

数人の子供が溺れている時

まずわが子を救うが如く、当然である。


それを、

『愛国雇用』などというレッテルを貼って

あたかも『反平和的行為』であるかのごとき喧伝をする

浜矩子の感性の偏向ぶりは如何か。


もし、

日本人を優先して雇用する事が『愛国雇用』であると言うならば、

私は、断固として『愛国雇用賛成!』である。



何かと言えば『差別』『平和』、、、


『愛国』などと、

刺激的であると思われている言葉をいたずらに用い、

自分達の思軸の傾きにも気付かず、

当たり前のことを的はずれな『戦争』に結びつける

浜矩子の短絡さには

驚きを通り越して、コミカルでさえある。




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2 コメント

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「嫌っ!」だけなら誰でも言える (やまびこ)
2009-05-07 17:45:29
Pさん、こんばんは。

毎度のことながら、本当に困った連中ですね。
教授って・・一体何を教え授けるんでしょ。
馬鹿な国民の再生産機能でしかありませんね。
戦争が好きな者はいるわけないでしょ。
あの金正日だって、自分に向かって弾が飛んで来る状態が好きなわけないですよ。
軍の保持、改憲の必要性を主張する者はことごとく戦争が大好きとでもいいたのでしょうかね。
本当はその全く逆ですよ。
「戦争は嫌っ!」と叫ぶだけなら、無知蒙昧の者にもたやすくできます。
叫んだら、誰一人攻撃してこないの?
悲しいことではあるけど、弱いと見れば理不尽な攻撃を平気で仕掛ける連中ばかりに囲まれて生きているんですよ。
好き嫌いなんか、なんぼ言っても何にもなりません。
敵の攻撃を思いとどまらせる方便がなければ、国家、国民の安全なんて・・・。

他方、国際貢献ができないから改憲だというのもいかがなものか。
国と自国民を守る意志と力がまずあって、必要な時にはその力を国際貢献に回すというのが順番じゃないかな。
改憲の必要を訴えるには、こういうロジックが有用とは思いつつ、違和感も同時に覚える。
世界中どこ探したって、国際貢献のために保持してる軍隊なんてないと思うが・・・。
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国家防衛 (P@RAGAZZO)
2009-05-07 19:09:34
こんばんわ、やまびこ大兄。

全くそうですね。
『戦争反対』と唱えていれば平和が続けば世話無しです。

改憲についての大兄のご意見に全く同感です。
国際貢献や災害救助は大切な事ですけれども、
第一次的な事ではありません。

軍隊のもっとも大切な責務は国家防衛です。
ただ、大兄も述べておられるように、
現時点で改憲を進めていく為のロジックとしては
国際貢献を前面に出さざるを得ないという事でしょう。

おかしな事ですが、
そうでないと又バカどもが大騒ぎするに違いありませんから、、、
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