航空幕僚長:田母神氏「淡々と従う」 識者らは批判
田母神俊雄・航空幕僚長は31日夜、東京都渋谷区の自宅前で、論文発表につい
て報道陣に「来週に落ち着いてからお話しさせていただく」と話した。更迭を伝え
られた心境は「あとは淡々と政府の指示に従う」と答えた。「論文に書いたことは
持論であり、変更するつもりもないのか」との質問には「まあ、そうでしょうな」
と話した。【町田徳丈】
◇「立場をわきまえず」…識者ら
▽軍事アナリストの小川和久さんの話 田母神氏の論文公表は、空自トップとし
て立場をわきまえない幼児的な行動だ。内容も非科学的で、自衛隊をはじめ、日本
に単純思考のタカ派が台頭しているのではないかとの警戒感を世界に与える恐れが
ある。国家の存亡を左右する組織トップの不祥事だけに、厳しく処罰されるべき
だ。
▽作家の梁石日(ヤン・ソギル)さんの話 航空自衛隊のトップがあんな論文を
書くようでは、本当にシビリアンコントロールが働いているのかと思わざるを得な
い。旧満州や朝鮮半島が、日本政府と日本軍の努力によって生活水準が向上したな
ど、とんでもない妄想だ。なぜこのような極右の人物を空幕長にしたのか。こんな
ことでは日本が本質的に軍国主義から脱していないと、アジアの国々から思われか
ねない。
毎日新聞 2008年11月1日 1時09分
更迭は残念だが
現状の政治状況を考えれば致し方あるまい。
しかし、それにしても思う。
『言論の自由』『良心の自由』は左派だけのものか?
田母神氏は『淡々と政府の指示に従う』と述べている。
一言の恨み言も言い訳も無く、『言論の自由』とも言わない。
しかし、撤回もしない。
清々しいものだ。
それに比べて、このモノたちの見苦しさを見てみるが良い。
↓
根津公子さん「不当な処分しないで」~3/19都教委要請行動
見れないときの為にURLを貼っときます。
http://jp.youtube.com/watch?v=GcdPg55t8Qs
田母神氏の論文を見ていないので推測となりますが、彼が公務員法による守秘義務に反する行為を行ったのならば納得もできます。 しかし今回は論文という形で持論を展開したに過ぎない。 これを制限する法的根拠はないはず。
しかし公務員である以上、政治的な行動ということでの処分であれば受け入れる要素はあるとも思えるが、それにしても政府の対応は早すぎる。 まるで対象国の顔色伺いじゃないか。
政府はもっと‘したたか’であってほしいものです。
後段のおばさん(名前を書くのもいや)ですが、職をかけても信念を貫く前者と比較するのも失礼にあたります。 政治的な行動で処分されるならば、不規律教員はすべて処分の対象になって然るべきですね。
それにしてもこのおばさん、政情不安な国で自由に信ずる思いを訴えたらいい。 そうすれば日の丸に守られていることを理解(体感)できると思います。
式典での不起立は信条の問題ではなく礼儀の問題であると考えています。 この国に誇りを持つ者の前で平気で不起立できる神経は普通ではないと思いますね。
こういう教員に教わった子どもの将来が不安です。
私は一応ざっと田母神氏の論文に目を通してみましたが、
なるほどと納得させられるもので説得力のあるものでした。
今回のマスコミや野党の反応は、田母神氏の論文の内容を全く吟味せず、
『思想信条の自由』や『言論の自由』を真っ向から否定した論調です。
批判するのであれば、
田母神氏の論文の内容に言及しこれを批判すべきですね。
これまでの日本の自虐的歴史観に疑問を呈し論文を書いたら罰せられるなど、
まさに思想の弾圧、言論弾圧そのものと言わなければなりません。
件のおばさん等は、
田母神氏とは別の生き物としか思われませんね。