日豪関係を考える

2008-01-18 18:25:25 | 時事






日本の調査捕鯨船に乗り込んできた「シー・シェパード」のメンバーふたりを
18日、なんとか無事に抗議船に引き渡したそうだ。

ふたりは
「絶滅の危機にあるクジラを違法に捕獲している日本の捕鯨船はゾウやトラの密猟者と同じだ。
 今後も船の追尾や嫌がらせを続ける」
と語ったという。

クジラをゾウやトラなどの絶滅品種と同列に語り、
自国(豪)ではカンガルーのこどもを殺す時は至近距離でショットガンで頭をぶっ飛ばすか
車のバンパーに頭をチカライッパイ打ち付けることを推奨している事には何にも感じない都合の良いノー天気なエコテロリストの事は置いといて、
この事件は豪が政権交代した時点で、私などは実は危惧していた事の兆候でもある。


ご存知のように豪は左派政権になった。
という事は、親中国政策を摂る事になる。


中国は反日が国是であるから日豪離反工作を当然行う。
豪の連邦裁判所はさっそく、国際法上どこの国のものでもない南極での調査捕鯨に、
何の権利も無いのに操業停止命令を出した。

これを受け環境保護団体が日の丸から血が滴るようなイメージのパフォーマンスを行い、日本バッシングを始めた。
(このパフォーマンスの中で、中国系の女性が全身を真っ赤なペイントで日の丸の真ん中で動いている)


こういう背景があって「シー・シェパード」は強気の過激行動に出たというわけだ。



さて、この事によって日豪関係はどうなろうとしているのか?



そうです、、中国の思うようになろうとしているのです。
もともと日豪はインドなどと共に共同歩調をとり中国と対抗して行こうとしていた。

ところが今や福田政権になり、日中友好などと表面だけの外交にやられ
(事実、南京の記念館などは3倍にリニュアールされて、どこが日中友好か?)
日米豪印のラインは破壊されようとしている。

豪の今回の態度は日本人にとっては我慢がならないところかもしれないが、
その陰には中国の思惑が在ることも忘れてはならない。









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