2009-01-13 16:41:35 | 時事
渡辺元行革相、会見で「志の高い人と国民会議を」
激震・麻生政権

 自民党に離党届を提出した渡辺喜美・元行政改革相は13日午後、国会内で記者
会見し、離党の理由について「残念ながら国民と永田町、麻生政権が断絶を起こし
ている。政治を国民の手に取り戻す運動を起こしていきたい」と述べた。

 今後の活動については、「志を同じくする人々とは今後とも機会を通じ、党派を
超えた協力を深めていきたい。少数精鋭で臨みたい」と語り、地方自治体の首長や
地方議員も交えた「国民会議」を発足させ、新しい政治勢力の結集を図る考えを改
めて示した。

 具体的な政策としては、官僚主導を脱却して政治主導を進めることや、地方分権
の推進などを掲げ、今後、全国各地でタウンミーティングも行うとしている。

(2009年1月13日15時59分 読売新聞)







 
渡辺喜美は

安倍政権下の行革、公務員改革特命大臣の時

よくやったと思う。

しかし今、

定額給付金中止や衆議院解散要求は

自民党を離党するようなマターであろうか?


給付金は一度限りであり、

国民の6割は『すぐ使う』と言っており、

景気喚起に寄与しないとは言えないのではないか。

また、解散は必ず9月までには行われる。


私には、渡辺の噴火には

別の要因があるのではないかと思う。

それは、

行革大臣の時にあれだけ国民に支持されたのに、

その後、自民党政権下で一向に重用されないという

焦りである。


しかし、

渡辺を退任させたのは福田であり

麻生ではない。


麻生は、マスコミが理不尽な批判を繰り返し

支持率が低迷しているが

打てる手は全て打っていると言ってよく、

渡辺の造反離党はいささか腑に落ちない。


渡辺の怒りは、

政治的不作為な、

また彼を理不尽にも退任させた

福田にこそ向けられるべきであろう。



渡辺は

お昼時に啼いた鶏だ。








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7 コメント

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相変わらず^^ (やまびこ)
2009-01-13 19:15:51
Pさん、こんばんは。

相変わらず「上手い!」の一言!
「お昼時に啼いた鶏」だなんて・・・・。
またきっと謙遜されるでしょうけど、あなたは天才です!

彼の去就を巡っては全くその通りだろうと思いますよ。
全国の同志と言うが、大阪府知事時にはやんわり拒否されましたね。
彼には何となくうさん臭さが付きまとっているような気がするんだけど、私のひがみ根性か人を見る目のなさなんでしょうかねえ。
感覚でもの言うのはなるべく控えたいとは思うが、人物像にシンパシーを全然感じないのですよ。

Pさんは、行革大臣の時はよくやったとおっしゃるが、確かにかなり強引なほどに改革案をぶちあげました。
でも、改革には常に痛みが伴うし、切り捨てには損失が伴う。
そういうものを熟慮したうえでの果敢な決断であってほしいですね。
過度なものはもちろんそぎ落とすとしても、生身の人間でもあるあまたの公務員をただ切りそげばよいというものではないのではないでしょうか。
圧倒的な数の公務員諸氏のこともさることながら(労組に後ろ盾を持つ)、いわゆる高級役人と言われる連中は、東大はじめかなり優秀な人材であることの証明にもなる学歴を持って採用されてますよね。
これらの人たちが54や55で首になったら、あとどうやって生きていくのですか?
もちろんお金だけの問題じゃなくて、アイデンティティも含めてです。
それは定年まで、旧所属官庁とは縁のないところで面倒見るという考えだったようですが、国土交通省の元役人を、漬物工場はどうやって受け入れるのですか。
頼みこまれて仕方なく雇ったとして、してその処遇は?
だから、今のままがいいと言っているのじゃないのです。

公務員改革と言うけれど、その対象にされる人たちが今以上に能力を発揮できる形を整えてあげてこそ改革じゃないでしょうか。
今と違うことをすれば改革・・・ちょっと違うかなって感じですね。
問題は事実あるにせよ、大方の公務員は基本的に優勝泣きがするんだけど・・・・。
彼のやり方は、歯切れはよく映ったかもしれないけど、結局、マスコミや野党の公務員批判に迎合しただけの「公務員いじめ」だったような気がするんです。
うがちすぎでしょうか?

今回だって、定額給付金に反対とか、早期解散によって国民の信を問えなどと言っているが、世論の動向を深読みしすぎて、今こそおやじの果たせなかった総理の座を遠くない将来に得んが為の布石を打とうというつもりだったんじゃないですか?
これもやっぱりうがちすぎかなあ。
違ってたら、ナベちゃんごめんね。

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訂正 (やまびこ)
2009-01-13 19:18:01
大方の公務員は基本的に優秀な気がする・・・です。

お恥ずかしい^^;
返信する
勇み足 (ぶりたろう)
2009-01-14 05:56:02
Pさん、こんにちは。

久しぶりにコメントさせてもらいますね。
渡辺氏、自民党から離党について、私が思ったことをコメントさせてもらいます。

この時期に離党はタイミングが悪いような気がします、ちょっと勇み足かもしれませんね。

麻生総理とは協調は出来なかったようですね、私としては少々、残念な結果です、渡辺氏は自民党の中で改革をやって欲しかったのですが。
やはり自民党の中では渡辺氏の理想どうりにはいかなかったようです、離党すると自由に活動できるようになるとは私は思えません、かえって孤立無援ような気がしますね。
まあ私は個人的には渡辺氏を応援していますが。

それと記事とは関係ない話ですが、私は前に混乱してコメントが出来ないとコメントに書きました、
あれはイスラエル軍がガザに対し進行開始した時のことです、
私には戦争という事実を直視すると胸が苦しくなります…
どちらが正しいのか?どちらが間違っているのか? 考えれば考えるほどわからなくなります、
ただ自分がいかに平和ボケしていることだけは実感できますね、
今、こうしてコメントを書いているこの瞬間にもガザ地区では多くの人たちが亡くなっています…
私にはあまりにも重い事実です、私は何もできない、指を加えて見ているしかない、そんな無力感で胸が苦しいのです、

Pさんに聞きたいのですが、私に何かできることはないのでしょうか?

すみません、これが今の私の精一杯のコメントです。
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激震? (怒羅衛門)
2009-01-14 09:35:02
読売も大袈裟ですねぇ。渡辺さんごときが一人離党しても、痛くも痒くも・・・いや、ちょっと痒いくらいかな?ってのが、自民党の本音じゃないでしょうか?隣の焚き火を火事だと喚いているのは、マスコミぐらいでしょう。
麻生さんはこんなこと気にしないで、やりたいことをやればいいんです。マスコミの戯れ言は聞き流し、日本経団連や公明党の妄言は無視し、我が道を邁進すれば、自ずと結果もついてくるでしょう・・・なんてことを麻生さんができれば問題ないんですけどね。あなたが総理の器でないことは国民は承知しています。けれど、あなた以上の総理候補はこの国にはいません。せめてコイズミによって日本経団連と公明党の犬に成り下がった自民党を玉砕覚悟でぶっ壊すくらいのことはして下さい。まったく期待はしていませんけど。
解散総選挙→政権交代→国民民主党に失望→ガラガラポン、今の日本を変える方法はこれしかない。私はそう考えます。
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私憤 (P@RAGAZZO)
2009-01-14 11:17:32
やまびこさん、こんにちは。

あはは、手厳しいですねぇ。
確かに行革大臣だった時の渡辺氏はパフォーマンス先行気味で
公務員改革は色々と吟味すべき部分も大いにあったと思います。

しかし、数多の独立行政法人や特殊法人が
天下りの受け皿のために存在しているような状態は解消すべきですね。

私も優秀な官僚が
適正なキャリアを生かせる職場を得る事に異議はありません。

その上で、渡辺氏の手法は問題があったかもしれないが、
その方向性は正しいと私は思いました。

ただ今回の造反はどうも公憤ではなく私憤の匂いが強く
いささか首を傾けざるを得ないですね。
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殺し合い (P@RAGAZZO)
2009-01-14 12:05:42
鰤太郎さん、こんにちは。

渡辺氏に対する見解は私も鰤太郎さんとほぼ同じです。
やろうとしている事は理解できるのですがタイミングが悪すぎますね。
小泉氏でさえ
『郵政民営化に手をつけるまでに3年半かかった。
 それまでは耐え難きを耐え、外堀をうずめ、内堀をうずめ…』
と述べています。

ガザの事は胸が痛みますね。
鰤太郎さんは心根が優しいのだと思います。
しかし、あの地域の事はその歴史を知れば知るほど
平和の言葉が空しくなります。

残念ながら私たちにできる事は
被災者救済の募金に参加する事くらいしかありません。

しかし、私は激しい戦闘自体はすぐにおさまると思います。
イスラエルもハマスも殺し合いは恐ろしいはずです。
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それでも大連立 (P@RAGAZZO)
2009-01-14 12:36:13
怒羅衛門さん、こんにちは。

あはは失望しすぎて虚無感が漂っていますね。
いずれ政界再編は避けられない所でしょうね。

ところで、小沢氏は
政権を獲った後どうも大連立を考えているような気がします。
それ以外に国会をスムーズに運営する方法は無いですからねぇ。
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