サラ金訴訟

2007-11-13 18:43:16 | 社会
http://www.asahi.com/national/update/1113/TKY200711130320.html

利息制限法の上限を超える利息を払わされたとして、

過払い分を返還しろという訴訟が全国に広がっているそうだ。


私は幸いにして経験した事がないが、

昔は賭場の借金は『といち』とかいって、10日で1割の利息が付いたのだそうだ。


博打をする人間は盆事で金を借りる時、

その法外な利息を知らずに借りたのかというとそうではなく、

『といち』の金だと承知して借りたのである。


サラ金で金を借りた人は何故サラ金で金を借りるのであろうか?


それは、手軽であるという事もあるかもしれないが、

銀行などの低金利の金が借りれないからという事もあるのではないだろうか。


彼らはサラ金が銀行並みの低金利であると思って借金したのか?

もしそうであるならば、余程おめでたい人であると言わねばならないだろう。


彼らはサラ金が高金利である事は承知してサラ金から借金したのだ。


サラ金は銀行が相手をしない、いわば信用が低い人たちに焦げ付きを見越した金利で金を貸した。


銀行であっても貸し出し金利は一様ではなく、その与信度によって金利は違う。


銀行が出しているカードローンや、クレジットカードなどのキャッシングなどは、

まず法定ギリギリの高金利設定になっているはずである。


これまでサラ金は、その銀行やキャッシングが受けられない人たちに金を貸したのだ。

金利が高いのは当たり前ではないだろうか?


もちろん、法律の定める所により、サラ金は法定利息を超えた金利を取ってはならない。


しかし、銀行もキャッシングもダメで、サラ金しか借りるところがなかった人たちが、

借りる時は高金利は承知の上で借りたはずであるのに、

大威張りでカードローンやキャッシング並の金利以上は返還しろというのも、

どうも虫が良すぎるような気がする。


サラ金といえどもこれらの人々が借金を申し込んだ時、

カードローン並みの金利しか取れないと判っていたならば、

彼らに金を貸したであろうか?



法律は破ってはならない。


しかし、

サラ金から返還を求めている人々が、

いかにも被害者面してサラ金を声高に糾弾している姿も

いささか正視に堪えない。







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2 コメント

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同感です。 (ボチボチかめ)
2007-11-17 01:10:58
そうなんです。

承知で借りて、被害者面するなと
わたしも前から思っていました。

サラ金だって貸した金は、返してもらいたいくさ!

金策に困って、すがる思いで借りて
その時は、ペコペコして 助けてもらって

後ろ足で砂かけるようなことでしょうが。

弁護士もおかしい。

喧嘩両せいばいみたいにしないと 
間尺に合いませんよね。

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>>ボチボチかめ大姉 (P@RAGAZZO)
2007-11-17 11:16:30
ですよねー・・

サラ金といえどもビジネスである以上
借り手の与信と焦げ付きを計算に入れた金利設定にするのは当然であると思います。

借りるのは借り手ですから、
金利が高ければ借りなければいいのです。

借りておいて、後から金利を低くしろってのは通らぬ話です。
、、が、通っちゃってる(笑)

しかも、
いかにも被害者面で大意張りで、、ってのが、
どうもねぇ。。。

サラ金も法律違反はいけません。
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