マスコミは報道の優先事項を考えろ。

・キャスターの小倉が、麻生首相が頻繁に高級ホテルのバーを利用し、「庶民感覚から
　懸け離れている」と批判された問題を取り上げた。
　執拗に食い下がる記者にブチ切れた麻生首相が昨夜、「周りに記者が30人、警官もいる。
　営業妨害、うちに来ねえでくれって言われたら何て答える。今聞いてんだよ。答えろ」と逆襲。
　
　小倉は「(麻生首相の)対応はまずかったと思いますが、一国の総理がそこいら辺の居酒屋とか
　ラーメン屋で飯が食えますか？　庶民的な店に行くことと、そういう感覚を持つこととは違うでしょ」。
　さらに「お坊ちゃん育ちで、セレブで庶民の感覚が分からないといわれているが、銀座の
　バーや高級料亭に比べたらホテルのバーの方が安い。こういうことで麻生さんをたたくのは
　どうか。国民のために何をやるかだと思う」と。
　これにノンフィクション作家の岩上安身が「（首相として）当然浴びせられる洗礼の一つ。
　軽くいなせばいいのに、ムキになって言い返したため騒ぎが大きくなった。安っぽい陳腐な
　話になってしまった」と裁いた。

　番組後半では笠井アナが、朝日新聞宮崎県版に書かれた記事を巡って東国原知事が
　ブログで、ムキになって反論したのを取り上げた。
　この記事は「（衆院選出馬騒動の）中山協奏曲と呼応するように言動が2転3転したもう
　一人の政治家が東国原知事…」という記事。カチッときた知事が、記者のイニシャルを
　あげて「ああいう人間が社会にいることが残念」などと反論した。
　このほか、橋下府知事が山口県の母子殺害事件を巡る名誉棄損の判決に関連し、
　同紙社説で「弁護士資格を返上したら」と書かれたことに次のように反論している。
　「悪口ばかり言っている朝日新聞のような大人が増えると日本はダメになります」
　笠井は最後に「橋下知事、東国原知事、麻生首相が立て続けに、記者たちに異論・反論と
　いう流れが今出ています」と。（一部略）

2008/10/23J-CAST





この件に関しては、小倉が正論だ。

総理の飲食の場は、

金額の多寡より警備上の安全性を優先すべきな事は言うまでもない。


朝日や北海道新聞が麻生や橋下、東国原をあげつらっているのは、

彼らが皆、保守系の政治家だからだ。


その証拠に、

昨夜の「報道ステーション」（テレ朝）などは、

麻生首相が30年も前に社長を辞している

麻生グループの近年の不手際を大きく取り上げ、

強引に麻生首相と関連付けようとしていたが、

次の首相にも目されている小沢民主代表の

体調不良によるインド首相との会談キャンセル

などは、全く報道しなかった。


麻生の飲食の金額の多寡と、

次期総理候補である小沢の

体調不良、要人会談キャンセルの

どちらが日本にとって報道すべき事項であるか、

自明のことであろう。



マスコミの猛省を促したい。