親不孝を恥じて、、、

2007-06-17 13:02:27 | 社会
先月の末、ある54才になる男が名古屋市内の刑務所を出所した。


出所した際、いくばくかの金を所持していたが、
名古屋市内で過ごしているうちに底をついてしまった。



そこでこの男、
今月の15日に同市で自転車を盗み、
35キロ離れた可児市に住む年老いた両親に金をせびろうと思い立ち、
故郷に向かった。



同日夜、いざ父母の住むふるさとの実家の家の前に立つと、
彼はこれまでの自分の親不孝、ふがいなさ、申し訳なさが胸にこみ上げ、
とうとうドアを叩く事ができなかった、、、という。



その後彼は可児署に自首し、
同署は盗みなどを繰り返していたこの男を、常習累犯窃盗の疑いで逮捕した。



逮捕した時所持金が70円しかなく、
同署員が出した食事をうまそうに平らげたというから、
よほど空腹だったんだろうね。



この男は取り調べに対して
「刑務所に入れば生活の心配もない、刑務所に戻してください」
と言ったそうだから、

おまわりさんも犯人を捕まえたというよりも、
人助けをしたような心境だったろうなぁ。



まぁ、、盗みは犯罪だけど、、、




ご両親も

できそこないの息子とはいえ

せめて一晩でも泊めてあげたかったろうなぁ、、



、、、、と思うと、、どうもね、、、、、







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