三浦和義万引き事件

先日、三浦和義氏が万引きで捕まった事件があったが、３０万円の罰金刑で即日納付したそうだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007041301015


ところでこのコンビニ、防犯カメラが何と１６台も設置されていたそうだ。
防犯カメラというのはモニターテレビの画面構造上４の倍数の設置が経済的なのだが、
それにしてもモニターテレビだけで４台必要だということだ。


防犯カメラの設置場所は、入口やレジ、天井の四隅、そして陳列棚の端と端の天井。
さらに駐車場やアルバイトの休憩室などに設置することもあるらしい。

つまり、コンビニなどの防犯カメラは無論防犯目的もあるものの、アルバイトの不正監視にその主目的があるということらしい。


そういえば米国のコンビニ強盗の録画シーンがよく流れるが、
レジ周りが一番カメラが多そうだ。


もうその場所からは撤退してしまったけど、
私の街のあるうどん屋さん（飲み屋街にありかなり流行ってた）にもカメラが数台設置されていたが、
カメラはすべて従業員さんを監視していた。

私はその店の経営者と話す機会があってこの事を聞くと、
「従業員は目を離すと怠ける。自分は四六時中テレビを通して監視している」と話し、
私自身も小さな会社を経営する身ながら、
なんだかこの店の従業員さんが気の毒になった記憶がある。


私の経験から言えば不正をする人間は確かに居る。
居るが、そういう人間は色々と小知恵を働かせて必ず不正を行う。
また、そういう人は何となく不自然な動きをする。

であるから、私は全体を見て経営の指数に辻褄が合わないことが続いたら、
しばらく不審な人を注意して眺め、折を見て辞めてもらう事にしている。


人を使うからにはできるだけ信用して使いたい。
信用できなかったら辞めてもらう。

これが労使双方にとっての幸せというものではないだろうか。