ダライ・ラマの最高勲章

2007-10-19 13:29:35 | Weblog
米国議会が

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に最高勲章を授与し、

ブッシュ米大統領も授与式に出席した。


ところがこれに対し、

中国が強烈に怒り、

楊潔チ(よう・けつち)外相がラント駐中国米大使を呼び、強く抗議したそうだ。


さらに中国の報道官劉局長は

「粗暴な内政干渉で、中国人民の感情をひどく傷つけ、中米関係に深刻な損害を与えた」

と述べたげな。



、、、、、何を言いやがる!



チベットは元々独立国家だったのを、

1950年以降中国が侵略を続け、

現在無理やり中国の統治下に組み伏しているんじゃないか。



そりゃぁ、ダライ・ラマは今

「チベットは、中国からひどい統治を受けているものの、中国の一部である」

と認めている。


しかしそれは、

そうしないとチベット人が中国から手ひどい迫害を受けるから
(実際何の罪も無いチベット人が何人も中国軍人から狙撃されている場面が撮影されている)

ではないか。


内政干渉だなどと、、、どの口が言うか!



仮に、チベットが中国の一部であるとして、

そこの要人が最高勲章を授与さえたからといって、

それがどうして内政干渉なんだよ?


中国の一地域の人が讃えられたのならば、

むしろ一緒に喜んでしかるべきではないか。



米国が誰に勲章を与えようと、

もう、まったく、完全に、自由であって、

そんな事に色々汚い口を挟む事こそ内政干渉というものではないか。



中国は、ダライ・ラマ14世が、1989年に、ノーベル平和賞を受賞した時も、

このノーベル平和賞の受賞に対して、完全無視を決め込み、

関連図書の持込さえも禁止している。



さらに、『ダライ・ラマ14世』という言葉自体が

金盾(きんじゅん、ジンドゥン)という巨大検閲システムに掛かる禁句で、

中国のインターネットで『ダライ・ラマ14世』という言葉は使えない。



中国が、

自分達のやっている事に自信があり、

正しいと思っているのであれば、

どうしてそんなコソコソとした規制をかける必要があろうか?



今回のブッシュは良い判断をしたと思う。




世界は


米国の行いには厳しいが


中国に対してももっと厳しい目を向けるべきだ。








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