鳩山は基地問題を『引き伸ばし作戦』で言い訳はできない。

外相の嘉手納統合案に批判相次ぐ　閣僚や沖縄県知事


　沖縄の米軍普天間基地移設問題で、
岡田克也外相が嘉手納基地との統合案を表明したことについて、
30日の閣議後会見で反発の声が相次いだ。

社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は
「騒音もすごいし、基地の強化になる面もある。
沖縄県民の負担軽減になるか社民党としては疑問だ」
と批判した。

　北沢俊美防衛相は
「米側からすれば、既に終わったことを
もう１回協議するんですかという思いはあるのだろう」
と指摘した。

そのうえで
「外相の考えでやっていることに、私としてはコメントは差し控えたい」
と語った。

　沖縄県の仲井真弘多知事も同日午前の記者会見で、
嘉手納基地への統合案について、
「防衛技術の上で問題があるうえ、基地周辺の住民負担が大きすぎる」
として反対の姿勢を示した。

同知事が嘉手納統合案に否定的な考えを明確にしたのは初めて。
10/30 NIKKET NET




あはは、ボロクソだな、、岡田。


そりゃぁそうだ、

嘉手納の住民にしてみれば、
これでやっと米軍の負担が軽減すると思っていたら、
『嘉手納の負担を倍にします』と
いきなり言われたようなものだからな。


だいたい岡田の提案も
『個人の意見』と述べたり
『外相として言った』と翻したり、
フラフラしてるし、

米国にしてみれば
すでにもう協定が結ばれ解決済みの話を
蒸し返されたんだから、そりゃぁ怒るわ。


米国防総省のモレル報道官も29日、
「軍事運用上、実行不可能だ」と
あらためて拒否する考えを示している。


どう考えても『辺野古移転しかない』のに
民主党がこれだけグズグズ言うのには
訳があるのではなか？


つまり民主党はマニフェストに
『日米地位協定の改定を提起し、
　米軍再編や在日米軍基地のあり方についても
　“見直しの方向で臨む”。』
と書いてあるから、

いろいろあほな事を言って、
結局は辺野古に決定したとしても
「だって、見直しの方向で臨んだもん」と
言い訳ができると考えているのではないだろうか。


米国がそこを理解して
出来レースの芝居を打っているかどうかは
判らないが、

鳩山の時間稼ぎは
もうミエミエのアリバイ作りだと
私は思っている。


もしそうであったとしても、
『できれば国外、最低でも県外』と
鳩山が断言していたのは
否定できない事実であるから、

辺野古に決まれば
間違いなく『公約違反』であることに
寸分違いは無い。

と、釘を刺しておこう。



『公約違反』には政治的に責任を取る、
と鳩山は言い切っている。


、、、、楽しみなことだ。