東京マラソンに思う

東京マラソン、残念ながら雨のマラソンになった。

私は昨年まで年に３,４回はマラソン大会に出ていたので、
元気な頃であれば是非エントリーしてみたかったコースだ。

この東京マラソン、エントリーフィーが１万円（通常３５００円位）とかなりの割高にもかかわらず、
フルの出走枠２５０００人に対し７５０００人もの応募があったのだそうだ。競争率３倍（抽選）！

今のところ都知事候補を辞退している浅野史郎氏はフルを４時間ほどで走るそうだが、
この大会には落選している。

私は地方で河川敷を利用した７００～８００名ほどが参加するトライアスロン大会の実行委員会に携わった事があるが、
いわゆる自動車道などを全く使わない河川敷の大会でも、
もう半年くらい前から実行委員は仕事そっちのけで大会の準備に追われる。

それが東京で、４２キロ余りの自動車道を規制して、これを実行しようなどという事は、
警察はかなりの抵抗をした事は想像に難くないし、
失敗した時のリスクを考えると、石原慎太郎でなければできなかった（やらなかった）事ではないかと思う。

このマラソン大会の評価はまだこれから色々な切り口から出てくる事であろうが、私としては高く評価したい。

又これが無事に終了し、概ね良好な都民の反応が得られれば、
石原３選の露払いとなるのかも知れない。