【個人組合 居酒屋タクシー処分、まず9運転手 来週にも】
中央省庁の職員を対象にした「居酒屋タクシー」問題で、
東京都個人タクシー協同組合がビールなどを提供した個人タクシー9運転手を
組合の規約違反で処分することが12日、分かった。
来週にも賞罰審査委員会を開いて処分内容を決定する。
組合はほかにも「居酒屋タクシー」を開いていた運転手がいるとみており、
運転手が特定されれば、随時、処分していく。
組合の罰則基準では顧客にアルコールなどを提供したり運賃料金の割り戻し行為をした場合は、
表示灯の使用停止や無線営業の禁止、チケットやクレジットの精算禁止などの罰則を
180日間を限度に科すことになっている。
賞罰審査委員会で処分期間や内容を審査して答申し、最終的に理事長が判断して処分を通知することになる。
「居酒屋タクシー」は密室での行為で、事実認定は難しいとされてきたが、
深夜帰宅のタクシー運転手からビールや現金などを受け取っていた国家公務員は
17府省庁・機関の計約1400人にのぼり、
11府省庁・機関が33人を懲戒処分にし、118人に訓告や厳重注意の処分を行った。
このため、組合としても事態を重視し、聞き取り調査などを進めてきた。
その結果、ビールなどの物品を提供していた9運転手の規約違反行為の特定に至った。
「居酒屋タクシー」問題では、
国土交通省も割り戻しを禁じた道路運送法に抵触する疑いがあるとして事業者への調査を進めている。
国交省は当初、
「現金を渡しても個別に調査してみないと、割り戻しかどうかわからない」(旅客課)としていたが、
各省庁の調査から現金と金券の提供は割り戻しに該当すると断定。
行政処分に向けて現在、運転手の特定を進めている。
9月13日8時0分配信 産経新聞
納得できない。
ビールや値引き(割戻し)は、他の業界の
『ハンバーガー2個買えばワンドリンク・サービス♪』
『ポイント集めればウレシイ値引き!』とどう違うのか?
民間の会社である以上(しかも、この場合個人タクシー)自由競争が前提であり、
組合罰則そのものがおかしい。
これが建設業であればれっきとした【談合】であり、
罰せられるべきは東京都個人タクシー協同組合である。
私は以前新聞を4紙採っていた頃、
その内の3紙を配達していた販売所に値引きを要求したことがある。
ところが新聞には再販価格維持新聞特殊指定があり値引きできないと言われ、
業腹だったので2紙に減らした。
もしタクシーが
『価格指定維持を外したら値崩れがおきて生活できない』というのであれば
ガソリン業界はどうであろう。
また、漁業関係者はどうであろう。
同じ国に住みながら、
一方では過度の自由競争で業者の疲弊を野放しにしながら、
他方では事実上の談合を公然と認め、
その上各個の骨を削る競争努力を罰するなどは、
まさにカメレオンの如き価値判断ではないか。
必要であれば価格維持制度もあっていいだろう。
しかし、今回の処置は看過できない。
見逃してやれ。
これをどうしてもやるというなら、、、、
新聞勧誘の『○ヶ月サービス』とか『洗剤上げます』を罰せよ。
いや、勧誘自体をヤメンカイ!
中央省庁の職員を対象にした「居酒屋タクシー」問題で、
東京都個人タクシー協同組合がビールなどを提供した個人タクシー9運転手を
組合の規約違反で処分することが12日、分かった。
来週にも賞罰審査委員会を開いて処分内容を決定する。
組合はほかにも「居酒屋タクシー」を開いていた運転手がいるとみており、
運転手が特定されれば、随時、処分していく。
組合の罰則基準では顧客にアルコールなどを提供したり運賃料金の割り戻し行為をした場合は、
表示灯の使用停止や無線営業の禁止、チケットやクレジットの精算禁止などの罰則を
180日間を限度に科すことになっている。
賞罰審査委員会で処分期間や内容を審査して答申し、最終的に理事長が判断して処分を通知することになる。
「居酒屋タクシー」は密室での行為で、事実認定は難しいとされてきたが、
深夜帰宅のタクシー運転手からビールや現金などを受け取っていた国家公務員は
17府省庁・機関の計約1400人にのぼり、
11府省庁・機関が33人を懲戒処分にし、118人に訓告や厳重注意の処分を行った。
このため、組合としても事態を重視し、聞き取り調査などを進めてきた。
その結果、ビールなどの物品を提供していた9運転手の規約違反行為の特定に至った。
「居酒屋タクシー」問題では、
国土交通省も割り戻しを禁じた道路運送法に抵触する疑いがあるとして事業者への調査を進めている。
国交省は当初、
「現金を渡しても個別に調査してみないと、割り戻しかどうかわからない」(旅客課)としていたが、
各省庁の調査から現金と金券の提供は割り戻しに該当すると断定。
行政処分に向けて現在、運転手の特定を進めている。
9月13日8時0分配信 産経新聞
納得できない。
ビールや値引き(割戻し)は、他の業界の
『ハンバーガー2個買えばワンドリンク・サービス♪』
『ポイント集めればウレシイ値引き!』とどう違うのか?
民間の会社である以上(しかも、この場合個人タクシー)自由競争が前提であり、
組合罰則そのものがおかしい。
これが建設業であればれっきとした【談合】であり、
罰せられるべきは東京都個人タクシー協同組合である。
私は以前新聞を4紙採っていた頃、
その内の3紙を配達していた販売所に値引きを要求したことがある。
ところが新聞には再販価格維持新聞特殊指定があり値引きできないと言われ、
業腹だったので2紙に減らした。
もしタクシーが
『価格指定維持を外したら値崩れがおきて生活できない』というのであれば
ガソリン業界はどうであろう。
また、漁業関係者はどうであろう。
同じ国に住みながら、
一方では過度の自由競争で業者の疲弊を野放しにしながら、
他方では事実上の談合を公然と認め、
その上各個の骨を削る競争努力を罰するなどは、
まさにカメレオンの如き価値判断ではないか。
必要であれば価格維持制度もあっていいだろう。
しかし、今回の処置は看過できない。
見逃してやれ。
これをどうしてもやるというなら、、、、
新聞勧誘の『○ヶ月サービス』とか『洗剤上げます』を罰せよ。
いや、勧誘自体をヤメンカイ!
>『価格指定維持を外したら値崩れがおきて生活できない』というのであれば
ガソリン業界はどうであろう。
また、漁業関係者はどうであろう。
同じ国に住みながら、
一方では過度の自由競争で業者の疲弊を野放しにしながら、
他方では事実上の談合を公然と認め、
その上各個の骨を削る競争努力を罰するなどは、
まさにカメレオンの如き価値判断ではないか。
その通りです!
特に、
>一方では過度の自由競争で業者の疲弊を野放しにしながら
は、正に正に・・・。
もう潰れます運送業。
私の会社は軽油価格だけで、今期1億2千万超の支出増です。
もう、ダ、ダ、ダメです・・・ポテン(笑)
そもそも公務員を餌で釣るのは《贈賄》にあたりますし、電車やその他の方法で帰宅可能な者に我々の税金を無駄に使われます。
しかし民間では新聞の勧誘等々に広く《おまけ》が行なわれています。しかしこれは個人の金であり、勝手な取引きや要求は自由です。
しかしながら、漁業に従事する漁師さんの苦しみは痛い程に理解できます。
結論として、法律に触れても顧客を獲得するのが良いのか、業界内の過剰競争を押さえ込むのが良いのかの問題ですね。 このブログを毎日のように拝見してまして、「怒羅えもん様」とP様の小泉談義をすごく楽しんでおります。
何故なら私自身が中間の生活者だからです。このままの政治が続けば本当にヤバイ立場なんですよ(泣笑)。
悪徳役人をとっちめたい!!
お~い、必殺仕置き人に助けてくれ~。
この場合、組合規則を破った組合員に対する処分ですから、組織の問題としてみれば納得できます。
恐らく過当競争を防ぐ意味から規則を作ったものと思いますが、時代錯誤も甚だしいですね。
私もタクシーをよく利用しますが、同じ料金ならば何十万キロも走ったボロタクシーよりも、個人の快適なハイグレード(ベンツS600なんてのも乗りました)の方がいいに決まっています。
個人タクシー組合 実に世間を舐めていますね。 ふざけてます。
この組合に自浄作用など期待することは無理でしょうかねぇ。
ここで 公正取引委員会 がどのように動くか。 実に興味があります。
まっつんさんは運送業だったのですね。
我社の上顧客に運送業の社長が居ますが、まさにシャレにならない苦境のようで
「どうなるかわからないから」と全ての買掛金を清算されてしまわれました。
原油問題での直接的被害業種は早急に何らかの手を打つべきです。
しかし、1億2千万は、、、きついですね。
おっしゃるとおりです。
この問題は二通りの視点があります。
私が採り上げたのは業者側の業種による不平等性であり、
顧客側の公務員としての倫理はまた別に語らねばならぬ所ですね。
つまり、顧客が公務員でなければ、
ビールを出した個人タクシードライバーは不問に帰すべきと思われるのに、
協会は価格維持制度の規則を持ち出してこれを罰しようとした。
ここに問題があるのではないかと思われます。
また、つっこんでくださいね。(笑)
お客様に喜んでもらおうと身銭を切ってビールを出していた個人タクシーの運転手さんは
たまったもんじゃありませんよね。
最も弱い個人にゲンコツの矛先が向いた悲しい事例ですね。
まさにおっしゃるとおり。
この組合規定は独禁法に抵触する可能性があります。
つまり、規定自体が違法であるにもかかわらず、これを是とし、
それを盾として個人タクシーの血の努力を讃えるどころか罰する。
しかも、行政もマスコミもまったくこれに疑義を挟むことなく是認している。
これは公然たる社会的不正義であると警鐘を鳴らすべきですね。
賢明なPさんのことですからご存じだと思いますが、タクシー運賃は「道路運送法第9条の3」より、国交相の許認可事項になっておりまして、第10条により料金の割戻は禁止されています。したがって国交省は、割戻しかどうかの判断をしているわけです。この法律がいいか悪いかの議論は別にして、この運転手連中は法律違反であるから法治国家においては処罰されるべきだと考えますね。
ご承知の通り、貴兄が比較されているハンバーガーやガソリン、漁業には価格の許認可制度は法律上ありません。
だから、もし、これが問題だとすると組合ではなく政府の問題だと考えますね。
その通りですね。
法的にはタクシーもバスも新聞もタバコも価格維持に縛りがあります。
ですから、私の記事をよく見ていただくとお判りのように
『見逃してやれ。』
と述べたのです。
この価格維持については
特に新聞や本の再販制度自体が独禁法違反であるという批判がありますし
米国や英国では廃止されました。
この件に関しては、
ひとつは法の平等性、いまひとつは法の運用
が問題であると、私は思います。