『アサシン』 

2008-07-22 13:24:24 | シネマ




『アサシン』 
出演: ブリジット・フォンダ, ガブリエル・バーン 監督: ジョン・バダム



リュック・ベッソン『ニキータ』のハリウッド・リメイクなのだそうだ。
なのだそうだ、というのは、私は『ニキータ』を観ていないような気がするから。
観ていたとしてもよく憶えていない。

ジャンキーで荒んだあばずれ女が訓練により見違えるようになる過程は面白かった。

おそらくこの映画は、ブリジット・フォンダを美しいと思う人が観ればそこそこなのかも知れないが、
私の好みではなく、少々退屈だった。

レストランのアクションシーンも
あんなデカイ拳銃を持ってウロウロしたらギャングのボディガードに一発で見つかるやろ、、
と思ったし、

ターゲットのおやじの情婦に化けるシーンでは、
いくらなんでも、おやじはすぐ見破るやろ、、、とあきれた。

訓練の時も、散々反抗し、てこずらせておいて、
自分が困ったら、、『助けてほしいの、、』、、、

、、、、こういうのは好かん。


話は飛ぶが、
長崎の伊東市長射殺事件で一審死刑判決を貰った城尾哲弥が
判決前に『死刑でも甘んじて受ける』と発言していたのは
悪は悪なりに“男らしい潔さだ”と思った。
死刑判決後、事実誤認があると上告したのには鼻白んだが、、


映画のマギーは女だから“男らしい”というのはおかしな話だが、
『ハンサムな女』は私は好きだ。


マギーは強い女だったがハンサムではなかった。




★★☆☆☆




内容紹介
少女マギーは、第1級殺人犯として死刑を宣告される。
しかし処刑を目前にした彼女に、政府から2つの選択肢が提示される。
1つは死刑。もう1つは政府内の秘密組織で暗殺者(アサシン)としての任務を全うすること。
どちらを選んでも、最後にあるのは死のみ。
それでも生きることを望んだマギーは、
過酷な訓練から、美貌と殺人テクニックを身につけ、裏側の世界へと踏み出す。




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