中国ユーザー、Microsoftの海賊版対策に激怒
米Microsoftが中国のユーザーに正規版ソフトを購入させるための海賊版対策ツールを
立ち上げたことに、同国のネットユーザーが怒りを表明している。
この「Windows Genuine Advantage(WGA)」プログラムは、インストールされている
ソフトが正規版かどうかの診断に合格しなかった場合、画面を真っ黒に変える。
中国の海賊行為と戦う最新の武器だ。同国では、2億人のコンピュータ
ユーザーの大多数が海賊版ソフトを使っていると考えられている。
「どうしてMicrosoftが自動的にわたしのコンピュータに接続するのか。このコンピュータは
わたしのものだ!」と、憤慨したあるブロガーは中国の人気WebポータルSina.comに記している。
「Microsoftには、わたしの同意を得ずにわたしのハードをコントロールする権利はない」
別のブロガーは、正規版の価格を非難している。
「正規版が海賊版より安ければ、海賊版を買う人などいない」
北京のネットカフェの利用者は、Microsoftが人々の権利を侵害していると主張。
「プログラムを書いているときに画面が真っ黒になったら、おそらく重要な
情報が失われるだろう。その損失を誰が埋め合わせてくれるのか」
抜粋
2008年10月24日ロイター
盗っ人猛々しいとはこの事だ。
柿の種を盗んで
せっせと水や肥料を与え
実った柿が渋柿だったからといって
『水や肥料が損をした』と
被害者の家に怒鳴り込むようなものだ。
しかもマイクロソフトは
海賊版だった場合は格安で正規ソフトを買えるように計らっている。
むしろ盗人たちは感謝すべきであろう。