『死者との約束』はどうするのか？

「千鳥ケ淵」拡充も選択肢＝新追悼施設で民主代表

　民主党の鳩山由紀夫代表は１５日の新潟県長岡市での記者会見で、
自身が提唱した靖国神社に代わる新たな国立追悼施設の建設について
「千鳥ケ淵も視野に入れながら取り組んでいくべきではないか」と述べ、
無名戦没者の遺骨を納めた千鳥ケ淵戦没者墓苑（東京都千代田区）の拡充も
選択肢との認識を示した。

　鳩山氏は
「天皇陛下が長い間、靖国に行っておられない。
　陛下にも安らかに参拝していただける施設が必要だ」と改めて強調。

小泉純一郎、安倍晋三両元首相が靖国神社に参拝したことに関しては
「現職の首相ではないから、個人的な行動だと思って理解する」と述べた。　

　一方、民主党の岡田克也幹事長は、
野田聖子消費者行政担当相が靖国神社に参拝したことについて、
福井市で記者団に
「首相が行かないのであれば閣僚も行かないのが普通だ」と批判した。

（2009/08/15-18:53）時事通信







民主党は

先の大戦で亡くなった先人と国家との約束、

すなわち『死者との約束』を

何と考えているのであろうか？



先人達は何と言って亡くなって行かれたのだろうか？

『靖国で逢おう』と言われたのではないのか？



彼らの血や肉体や魂は

今日の日本の礎となり

私たちはまがりなりにも平和を保ち繁栄を遂げた。


それを、その『死者との約束』をたがえて

『やっぱ、違う所にします』などと言って

先人達は何と思うのか？



死者は意見も述べなければ反論もしない。



しかし、彼らは『靖国で逢おう』と約束し合った以上、

別に施設を造ろうが、靖国神社を焼き潰そうが、

『靖国』にその魂を寄せ合っているのである。



魂が『靖国』に居られるのに、

他に施設を造った所で、

それはまさに『魂の居ない空虚なハコモノ』に手を合わせることになり、

それこそ国費のムダであり、

死者への侮辱であると言える。


『死者との約束』は

「死者と死者との約束」であり

「死者と国家の約束」でもある。



後の生者が

不遜にもあれこれ蠢いてたがえる事など決してできない

神聖なものである、と銘じるべであろう。




【首相が行かないのであれば閣僚も行かないのが普通だ】

などは

私たちの先人に対する侮辱であるばかりでなく


旧大日本帝国やヒトラーも驚く


『全体主義』そのものの発想である。


岡田氏の人としての資質が知れよう。