ヒロシマ賞受賞作家、原爆ドーム上空に黒い花火打ち上げ
現代美術を通して世界へ平和を訴えた芸術家に贈られる「ヒロシマ賞」(広島市、朝日新聞社など主催)
の第7回受賞者で中国籍の現代美術作家、蔡國強(ツァイ・グオチャン)さん(50)=米国在住=が25日
午後、広島市中区の原爆ドーム付近の河岸で黒い花火を打ち上げるプロジェクトを行った。
原爆の犠牲者への哀悼と鎮魂の意が込められているといい、約千発の黒煙火薬を使った花火がドーム
上空で炸裂(さくれつ)する様子を多くの市民らが見守った。
広島市南区の広島市現代美術館ではこの日から、蔡さんの個展が始まった。北京五輪で視覚・芸術
監督を務めた後の初の個展で、新作を含む15点を展示。紙の上で火薬を爆発させる技法で描いた
横45メートルの山水画など、戦争と破壊、平和と再生をテーマにしている。来年1月12日まで。
2008年10月25日asahi.com
![](http://www.asahi.com/national/update/1025/images/OSK200810250077.jpg)
ところが、、、かたや、、
ピカッの文字描いた芸術家が謝罪
・現代芸術作品の素材にするため、広島市上空に飛行機雲で原爆の閃光(せんこう)を
イメージさせる「ピカッ」の文字を描いた東京の芸術家集団メンバー卯城竜太さん(31)が
24日、被爆者団体の代表と面会し、「被爆者の方々に大変不快な思いをさせてしまった
ことをおわびする」と謝罪した。
広島市役所で謝罪を受けた広島県原爆被害者団体協議会の坪井直理事長(83)は
「ピカで20何万人も死んだ。被爆者の声を学んできたのか。命の大切さや広島のことを
もっと考え、知ってほしい」と苦言を呈した。
卯城さんは面会後に記者会見し、約5分の映像作品にするため21日午前中、原爆ドーム
上空で「ピカッ」と描いたと経緯を説明。「世界の人が平和について想像できるチャンスを
つくりたかった」と述べた。
広島市現代美術館で来月予定していた展覧会は中止するが、作品は完成させ公表するという。
2008年10月24日ニッカン・スポーツ
![](http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp20081022023301.jpg)
私は「黒い花火」の写真を見たとき「きのこ雲」のようだと思った。
「ピカッ」の飛行機雲とどう違うのであろうか?
「黒い花火」も「ピカッ」も平和を願っての事ではないのか?
一方が賞賛され、他方が謝罪させられる、、
広島の判断基準はどこにあったのだろうか?
変な成分は入っていないのかな。 心配だな
心配なのはアンタだよ。
かたや、美術館との打ち合わせだけで、市民に告知せず「ゲリラ的に実行」することで驚かせて注目を浴びようとしたイタズラ。
の違いじゃない?
あ、なるほど。
事前のコンセンサスがとられてなかったかどうか?
ということですね。
ありがとう。気が付きませんでした。
子供たちが怖がったのは花火の方でしたね。
hiroさん、コメントをありがとうございます。
そうですか、、それはちょっとおかしいですよね。
特定の団体に事前承諾を得たから『賞賛』されて、
そうでないから『謝罪』というのはおかしいですね。
広島の空は『広島市民』のものであり、もしそうでなくても少なくとも『特定団体』のものではありません。
私も映像を見たとき、「黒い花火」のほうが原爆を彷彿とさせました。
この『受賞』と『謝罪』は不可解ですね。