右翼を騙る高額書籍販売

2007-04-04 13:52:36 | 社会
民主党の山下八洲夫参院議員(64)が代表を務める政治団体の名前を借りて、
東京都内の出版社が、領土や公安問題を扱う高額書籍を脅しまがいの手法で売りさばいていたことがわかった。
出版社は山下氏の政治団体に1億3000万円余を支払っていた。

 
売っていたのは「日本の領土」「自衛隊国防大綱」などで、どれも1冊4万円ほどだ。
販売マニュアルなどによると、
電話で「我々のようなもんがいきなりお伺いしては、仕事の邪魔になると思いましてな」
と職場や自宅に押しかけることを示唆。
断ると「領土に関心ないのか、日本人だろ」と怒鳴ったという。

 買わされた人には、中小企業経営者や中学高校の校長らもいたという。

2007年04月03日  asahi.com

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これねぇ、、私の会社にもかかってきた事がある。

もう4,5年も前だったと思うけど、えらくどすの利いた中年男の声で
『北方領土問題の書籍を買ってくれ』

私が『あ、チョット今手が離せませんので、、』と言うと、

どす中年『なに、手が離せない? あなたは北方領土に関心がないのか?』

私『いや、、だから、今会議中で手が離せないんです』

ど中年『ほ~~会議中、、、、、、あなたはそれでも日本人か?』

私『はぁ~~??、、、とにかく会議中ですので失礼します』

ガチャ!

と、まぁ、、会議してるだけで外人と間違われそうになったりしちゃってタマゲタ訳だが、
何とか本の購入は回避し、それから電話は掛かってきてはいない。


人はどう思っているか知らないが私は中道右派を自認していて、
領土問題に対しても人並みに関心を持っている。


しかし、私はこの際、言わねばならない。


右翼を騙った、例えばこの出版社のようなモノは、
たとえ国を憂いて行動している事であったとしても、
4万円もの高額の書籍をこのような恐喝まがいな方法で販売しているという行為が、
国民に忌み嫌われるのみならず、
純粋なる右派、右翼の尊厳をも傷つけ、侮辱している事に他ならないことを肝に銘じなければならない。


あなた方の行為は、決して、国民のみならず
あなた方が味方であると思っている右派の人々の賛同を得ることもないであろう。

是非ともこのような行為は止めて頂きたい。

正直言って、私も含め中道より右派の人々は非常に迷惑しており、
また、左派の人々を喜ばせるだけでしかないだろう。

何らかの活動資金が必要なのであれば、街頭でカンパ活動をしても良いではないか?


恫喝をもって金銭を得るなどという事は、
人々が長い間潜在的に持っていた『右翼→怖い人』というネガティブイメージをさらに拡大させ、
只いたずらに右派に対する嫌悪感を増幅させるだけである。
という事を強く認識すべきだ。


私のような中道右派は世界の感覚からすればノンポリであり、
今や日本においてもアベレージではないか、と私は感じているが、
この出版社は、また、ずいぶん時代錯誤なことをしていたものだ。






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