温室ガス25%削減に79%が賛成とは、、理解に苦しむ。

2009-10-07 14:00:01 | 社会

中国、CO2排出で世界一に=07年に米国上回る-IEA


 中国の二酸化炭素(CO2)排出量が、
2007年に米国を上回り世界一だったことが6日、
国際エネルギー機関(IEA)が発表した報告書で明らかになった。

 報告書はバンコクで開かれている
国連気候変動枠組み条約特別作業部会に合わせ、公表された。

それによると、07年の世界全体のCO2排出量は288億トン。

このうち、中国は61億トンと全体の21%を占め、
米国の20%(57億トン)を上回り、
世界最大の排出国であることが分かった。


 中国は1990年時点で、排出量が22億トンで世界全体の11%と、
いずれも米国の半分足らずだったが、07年までに排出量は約3倍に増えた。

報告書は、中国の排出量が20年には、
世界全体の27~28%に達すると予想している。

(2009/10/07-10:09)時事通信





TBSの調査によると


鳩山イニシアチブとやらで

日本の温室ガス25%削減策は

日本国民の79%が賛成なのだそうだ。



まったく理解できない。



世界のGDPは2008年の資料によると

1位 アメリカ 14,264.60 北米
2位 日本 4,923.76 アジア
3位 中国 4,401.61 アジア

と、今年はさらに中国が伸びたとしても、

日本と中国は同程度である。



ところが温室ガス排出量となると

中国は世界の21%も排出しているのに比して

日本はわずかに4%である。



であるのに、

日本はさらに90年比25%削減を世界に公約し、

中国は目標数値は出さない、、

つまり、

ガスのことは余り考えずに

思いっきり成長すると宣言しているに

等しい。



この、日本の温室ガス削減策に賛成の人々は

一体何にメリットを感じて賛成しているのか?



地球環境というならば、

4%をさらに2,3割削減したからといって

何の影響があるのか?



また、イニシアチブが取れると言うのであれば、

中国や米国、インドが追従しないのでは

何の意味も無いのではないのか?



エコ関連の分野を成長させると言うのなら、

別に無理な削減をしなくても

研究開発をすればよい。



さらには、

温室ガス排出枠買い取りに2兆円弱の国費を必要とし、

この政策が我が国の経済に深刻な打撃を与え、

環境税の増税など

各家庭の可処分所得を圧迫し、

更なる消費の低下を余儀なくされることを

いったいどう思っているのだろうか。



日本は、すでにカラカラに渇いた雑巾を

さらに絞らねばならず、

その労力と経費は破壊的でさえある。



対する中国は

ジュックリに濡れた雑巾を

絞る気は無い。



こんな

我が国の手足を縛り

日本の国力を低下させることが間違いない

政策に賛成とは、、、



いったい何を考えているのか、



私にはまったく



理解できない。



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7 コメント

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プライオリティ (やまびこ)
2009-10-07 16:39:10
Pさん、こんにちは。
少々うるさかったと反省している私です。(笑)
しかし、今回は全面的に大々賛成です。
総論賛成、各論反対とはゲスな議論の象徴のように言われますが、今回はちょっとその気分に近いですね。
CO2の排出を削減しようとすること自体は大変結構なことです。
だからと言ってポッポ君のように良い顔したいだけの「言い放し」が、言っただけに留まらず、どれだけの実害をもたらすか考えもしないんですから・・・・なんともはや。
したがって一国主義は断固反対です。

さて、胡錦涛の腹を探ってみるに・・・

中共の国土は侵略、侵攻を着実に実行してきたおかげで結構広い。
だから温暖化で海岸線の国土が少しくらい海に沈んでも痛くもかゆくもない。
国土の狭い国が沈没して行っても知ったこっちゃない!
疫病がはやって多少国民が死んでも、元々人口は多すぎるから、これも困らない。
返ってよその国が疫病で国民を死なせてくれれば大いに助かる。
今中共が目指すべきは、ようやく日本を追い越してGDP世界第2位となった。
この勢いを持続して遠からずアメリカを追い越し、世界一に1日も早く到達したい。
並行してチベット、ウイグルなんかで満足せずどんどん国土を広げたい。
東南アジアの諸国もおいしそうだが、朝鮮半島と日本は真っ先に朝鮮省&東倭省にしたいね。
さてさてその頃は軍事的にもアメリカに負けていないぞ!いや、勝ってる!

もう我々中共に盾突く奴は地上にはいない!
始皇帝も出来なかった。
チンギスハンさえできなかった。
われらが毛主席が夢見られた世界制覇が遂になった。
始皇帝、チンギスハンが無力だったのではない。当時世界は大きすぎた。
今は科学技術の発達のおかげで地球が小さくなった分、なんとか世界制覇にこぎつけることができた!

さてさて、我が中共は世界の生産力の大部分を手にした。
我が前にひれ伏す限り命だけは助けてやろう!
だがもう2度とモノなんか作ろうとするな!
お前たちが生きるに最低必要な物はこの中共様が作って高く売りつけてやるから安心しろ。
こうして見るとCO2を出しているのはわが中共だけになったか・・・。
長い道のりを、よくぞここまで来たもんだ!

そうだそうだ、オゾン層がだいぶイカレちまったな。
じゃ、そろそろCO2規制でも始めるとするか・・・。
(胡錦涛…何代目の胡錦涛かな?・・・悠然と老酒をあおる。)

今夜も悪い夢でうなされそうです^^;
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理由は簡単 (シマシマ)
2009-10-07 17:15:58
マスゴミが問題点を言わないから
レジ袋減らす、クーラー温度下げるくらいで簡単可能と勘違いしてるのでしょう
今の生活の排出量だと約32%減とか一世帯に負担36万以上?知らないのでは…(数字はうろ覚えですが)
民主党とマスゴミと深い関係あるらしいですが、民主党を擁護し続けば
不況→CM減で自分の首絞める事に気付いてないのかドMなのか
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底知れない大きな国。 (鰤太郎)
2009-10-08 08:18:12
こんにちは、Pさん。

日本は25%も削減で中国は何もやらずですか、

正直、私は中国の文化や中国人は嫌いじゃないですよ。
いやむしろ好きなくらいですかね。

ただし、中国政府の一党独裁政治は大嫌いですよ。
あのミャンマーの軍事政権と何らかわりはないですよ。

いつまでも自分たちが発展途上国のままだと思い込んでいるでしょうかね?
いい加減にしろ!と言いたいですね。
すでに中国の国力は先進国を凌駕してますし、
もはや発展途上国とは言い難く、
しかも本当に自分たちの国がアジアの中心、
いや世界の中心だと思い込んでいるところが恐ろしいですね。

やまびこさんがコメントで中国について書かれたことは決して大袈裟な話ではないですよね。

しかもいつの間にか民主党がマニフェストに掲げた東アジア共同体は日本が中心じゃなく、
何故か中国が中心になってましたね。
返信する
そ、そうなんです! (やまびこ)
2009-10-08 09:12:46
Pさん、鰤太郎さん、みなさん、おはようございます。

横レスが多くなってごめんなさい。

>>しかもいつの間にか民主党がマニフェストに掲げた東アジア共同体は日本が中心じゃなく、
何故か中国が中心になってましたね。

鰤太郎さん!まったくそのとおりですよ!
鳩ポッポが「友愛」だか「憂哀」だかわけのわからんスローガンを振りかざしている範囲ならともかく、東アジア共同体なんて言いだすとこれはまぎれもなく中共のアジア制覇ひいては世界制覇への野望の橋頭保です。
岡田ははっきりとアメリカを除外すると言明し、ASEANとの意味の違いを際立たせています。
こんないいことをぶち上げてくれた鳩ポッポ&汚沢政権に、胡錦涛が頬ずりして「おめでとう」を連発するのは当然です!
温家宝なんかが、異例の速さで訪日を目論んでるじゃないですか。
中共指導部の高笑いが聞こえてきます!
彼らは、チャンスがあれば自分らの世代で、チャンスがなければ子や孫の世代でアジアを制覇し、それを足がかりに世界制覇・・・この地球を漢民族を聖なる種族とする中共の星にしようと息長く狙っているのです。

各々方、夢々ご油断めさるな!
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悪夢 (P@RAGAZZO)
2009-10-08 11:59:33
大兄、こんにちは。

いやはや、大兄の見られた悪夢は
今や正夢にならんとする予見のような恐ろしさを感じます。

今ロシアではスターリンの、
そして中国では毛沢東の再評価の動きがあります。

そして、先日は建国60周年の軍事パレードが行われ
コキントウの隣には
『日本など数十年で無くなる』と言った江沢民が並んで
コキントウと同じ大きさで中国の新聞に掲載されました。

中国は覇権国家です。
中国が世界のトップに立ったならば
米国のようなお人好しのおせっかい国家となることはありません。

日本が国力を強化しなければ
併合されるのは時間の問題でしょう。
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テレビ (P@RAGAZZO)
2009-10-08 12:08:37
シマシマさん、こんにちは。

おっしゃるとおりです。
マスコミの民主党擁護は異常です。

そして、テレビしか見ない国民は
なんとなく『エコっていいじゃん』というノリで
この馬鹿げた政策に賛意を示しているのでしょう。

多くの国民は自分で考えようとはしないのです。
与えられた映像や情報をそのまま嚥下していくのみなのでしょうね。
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国力 (P@RAGAZZO)
2009-10-08 12:21:39
鰤太郎さん、こんにちは。

いや、いいところを突かれましたね。
その通り、
中国は『大国』と『途上国』を都合よく使い分け、
空母建設の時は『大国で空母を持っていない国は無い』と言い、
温室ガス削減の時は『途上国には当てはまらない』と述べています。

まったくおかしな事ですが、
不思議なことに誰も『そりゃぁおかしいだろう』とは言いません。

何故なら、中国に国力があるからなのです。
力の前に『正義』や『論理』は無力だということです。

チベットやウイグルにどの国も手を差し伸べないのは何故なのか?
良く考えるべきです。

日本は歯を食いしばっても国力を強化すべきです。
鳩山政権はまったく逆行していると言わねばなりませんね。


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