日本はやるべきことをやれば良い。

2008-10-12 18:06:56 | 時事



「蚊帳の外」に置かれた日本 テロ国家指定解除


米政府が北朝鮮のテロ支援国家指定の解除について日本側に伝えてきたのは、発表の直前だった。
「蚊帳の外」に置かれた日本は、米国への信頼が揺らぐ事態に衝撃を受けている。
「ブッシュ大統領が麻生首相に直接電話で伝えたい」

シーファー米駐日大使から日本外務省に連絡があったのは、日本時間の11日夜。
電話がつながったのは米国がテロ支援国家指定解除を発表するわずか30分ほど前だった。
麻生首相は浜松市内のホテルで開かれた日本青年会議所歴代会頭らの懇談会の2次会に
顔を見せていた。酒席を中座してのあわただしい電話協議だった。
米国によるテロ支援国家指定解除の発表を、日本政府は直前までまったく予期していなかった。
「蚊帳の外」に置かれた格好の日本側にとって、同盟国・米国との信頼関係が大きく
揺らぎかねない事態。拉致問題の行方にも暗雲が漂い、支持率が伸び悩む麻生政権にとって
新たな痛手となりそうだ。

突然の指定解除は、日本政府にとって悪夢だった。
主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)のため訪米中の中川財務相兼金融相は11日朝、
ライス国務長官にテロ指定解除の動きについて、「認められない」と訴えた。
しかし、ライス長官は「(解除は)形式的なもので、まったく意味のないことだ」と取り合わなかった。
中川氏は日本の拉致被害者家族の存在を指摘し、「解除する際は大統領から日本に
メッセージを出してほしい」と申し入れるのがやっとだった。

11日に、米メディアが相次いで米政府の指定解除の方針を報じても、外務省幹部は
「まったくの誤報だ」「今日あったとしたら、私もだまされたということだ」と断言していた。
政府高官も同日夜「麻生首相は、今の米国の説明に絶対に納得していない。そのことは、
はっきりと伝えてある」と語気を強めた。

(後略)

asahi.com 2008/10/12





蚊帳の外に出て行ったのは米国だろう。 

日本は米国や他国が何と言おうと

当初のルール(蚊帳内)において北朝鮮を経済制裁すればよい。


米国が拉致問題に何をしてくれたのかね?

他国が何かしてくれるかも、などという幻想はこの際捨てることだ。

米国が指定解除してもしなくても、

実質的に拉致問題に影響は無い。


朝日が言いたいのは

「日本も経済制裁解除すべき」という事なのだろうが、

日本は間違っても

今の状態で「制裁解除」などという愚を冒してはならない。








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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-10-12 20:42:59

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
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陰謀 (ボチボチかめ)
2008-10-13 00:12:53
こんばんは Pさん

>朝日が言いたいのは
「日本も経済制裁解除すべき」という事なのだろうが、

この指摘はさすが鋭い!
そうそう、朝日の陰謀に引っかかってはダメ!

わたしが一番、恐れるのは
日本人の中に、この問題を「また、拉致か。うとましい」と感じる人々が出てくることです。

政治家の中にもね、、、。
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有効なカード (P@RAGAZZO)
2008-10-13 11:01:11
こんにちは、大姉。
ありがとうございます。

日本にとって拉致問題はカードです。
解決もしないのにカードを手放す国は在りません。
しかもこのカードは米国に対しても有効です。
今回の「指定解除」に対し、日本は「遺憾である」と言い続ければよく、
米国は日本に対して後ろめたさを持たざるを得ず、
今後の日米交渉において米国は借りを返すことになるでしょう。
拉致問題に必要以上に熱くなったり冷淡になる必要はありません。
日本に出来る事を冷静かつ着実に遂行するのみだと思います。
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