![](http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2007060901000383.jpg)
暴漢に対し憤然たる構えを見せる84才の李登輝氏。
台湾の李登輝氏が今日夕刻帰国の途につかれたそうだ。
成田にて、中国人と思われる暴漢にペットボトルを投げつけられるというハプニングがあったものの、
今回の来日は氏にとって大成功だったのではないだろうか。
今回李登輝氏は来日したばかりでなく、靖国参拝、
「2007年とその後の世界情勢」という政治色ありありの講演会などを開いたが、
中国側は報道官がいくらかぶつくさ言ったものの、指導者クラスはほとんどこの事に触れず、
ハイリゲンダム・サミットにおいても、
胡錦濤国家主席は安倍首相との会談で、李氏の事を話題にしなかった。
この中国の冷静さというのは
①上海閥・江沢民人脈・太子党を率いる曾慶紅国家副主席と
胡錦濤率いる共青団閥の派閥争いという政治的要因
②都市と農村の経済格差の拡大による農民暴動の多発にみられる社会不安
③干ばつによる危機
④日・米・豪・印の軍事同盟の動きによる、東南アジア諸国のじんわりとした中国離れ
⑤北京大学留学の北朝鮮学生約50人が、全員退学届を出した、
などに代表される中国・北朝鮮間のすきま風。
など、内外に多くの問題を抱え、
李登輝氏の来日、靖国参拝くらいで目くじらを立てて、
せっかくいくらか温和な感じになっている日本とまた波風を立たせたくない。
さらには、小泉首相のときの靖国問題での日本国民の反応に見られるように、
あまり騒ぎ立てる事は、結局は得策でないという学習をした。
などがその理由であると思われる。
簡単に言えば、、、、、『それどころではない!』というところであろう。
思えば、李氏の来日の時から、靖国参拝にいたるまで、
『中国の反発は必至だ!』
などと大騒ぎしていた、
朝日新聞はじめ「親中ちょうちん左翼新聞」は、今頃どんな顔してるんだろうね?
、、、、、ったく、、、お前らは先走りのカウパー氏腺液か?!