わめくな。

2008-06-05 17:19:44 | 社会
【手を貸さない男たち】

 先日の取材帰り、JR総武線のある駅で、
ホームから改札へ階段を下りてきた若い女性が転ぶのを見かけました。

 その脇を通り抜けて行く多くの男性はだれも声をかけません。
自分が手を貸そうかと思ったところで、さっと救いの手を差し伸べたのは、若いOL風の女性でした。

 幼少のころ、「男子なら、女の人とお年寄りには優しくしろ」と田舎の両親からしつけられました。
そんな教えは、もはや過去の遺物になってしまったのでは、と感じさせる光景でした。

 男も女もない、自分で勝手に転んだのだから自分で立ち上がるべき
-「男女平等」の都会ではそれが常識なのでしょうか?

 社会制度の上では、電車の「弱者保護」は徹底されています。

 JR東日本では「シルバーシート」「優先席」を設けて、お年寄りに席を譲ることを奨励しています。
それだけでなく、「女性専用車両」を設け、痴漢も、痴漢ではない男性も排除しています。
女性専用車両は7月で、運行から丸7年になるそうです。

 でも本来は、すべての席がシルバーシートであり、すべての車両が痴漢排除車両であるはずでしょう。
制度に頼らねばたちゆかない-ということ自体がいかがなものかと感じるのですが、
現代はもはや、そういう時代ではないということなのでしょうか。(蝉)

産経新聞2008.6.4
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080604/trd0806040039001-n1.htm





女が転んだら手ぇくらい貸してやれ。 

しかし、女も肩やら腰やら触られたくらいで

『セクハラだ!』とかギャーギャーわめくな。







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