自衛策も許可せず『未成年に煙草を売るな』で良いのか?

2009-08-27 12:13:59 | 社会
未成年にたばこを販売した容疑でコンビニ経営者らを書類送検/横浜



 少年や少女にたばこを販売したとして、山手署は25日、
未成年者喫煙禁止法違反の疑いで、
横浜市中区のコンビニエンスストア経営者の男(61)と、
別のコンビニの23~31歳のアルバイトの男計4人を書類送検した。

 経営者の送検容疑は、6月2日午前8時20分ごろ、
コンビニで短大1年の少年(18)に年齢確認をせず
たばこ1箱(300円)を販売した、としている。

 アルバイトはそれぞれ5~6月、同区内の別々のコンビニで、
17~18歳の高校生ら3人にたばこ1~2箱を売った、としている。

 同署によると、4人は
「未成年かもしれないと思ったが、
文句を言われるのが嫌だったので年齢を確認せずに販売した」

などと話しているという。

8月27日神奈川新聞





どうも納得できない。


未成年者に『文句言われるのがイヤ』で

煙草を売ったアルバイトらも情けないが、

では実際に

ガキドモがいきり立って胸倉でも掴んできたら

どうすればよいのか。



それこそ米国みたいに店に

拳銃を常備するのはともかく、

木刀くらいは準備していなくては

自分より体力のあるガキが襲ってきたら

ボコボコにされるだけだろう。



しかも、

胸倉つかまれてこちらから殴ったりしたら

今度は『傷害』で検挙されるわけだ。


へたをして、殺されでもしたら

誰が責任を持ってくれるのか?



『ガキに煙草を売るな』と言うからには

店側にある程度の自衛策を許可しなければ

『煙草を売ったら犯罪』

『断わってもめて殴ったら犯罪』では、

コンビニも立つ瀬があるまい。



その上、

襲われた現場を押さえたビデオを公開したら

『少年法』やら『人権』『プライバシー』、、、、



どないせいっちゅうねん。


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6 コメント

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ほんまや、どないしたらええんや! (ボチボチかめ)
2009-08-28 13:22:54
一度にコメントをつけるのは、なんとなく恥ずかしいけれど(笑)

これも「Pの視点」らしいP様の現実直視の視点で、
正直、うなりました。確かに矛盾した話ですね。

実際は、怪しい??と思いながらも販売しているのが現状だと思いますが、
なぜ、わかったのでしょうか?不思議、、、。

ある程度の年齢になると、どうしても興味を持ちますからね、、、(笑)
持つな!というのが土台無理な話で(笑)

国がタバコの販売をやめればいいのですよ。

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 (怒羅衛門)
2009-08-28 14:24:56
書類送検されるべきなのはタバコを買ったガキのほうでは?悪人を罰したり、防衛策を講じれば「ジンケン」とやらで被害者が罰を受ける、嫌な世の中ですね。
タバコそして酒もそうなんですが、形式だけの年齢制限なんてするから、こういうことになるんです。吸いたいヤツはガキの頃から吸い続けて、勝手にくたばればいいんです。喫煙者のみなさん、吸わない人に迷惑をかけない範囲でどうぞ好きなだけ吸って、早死にして下さい。
ちなみに私、小学生の頃、一度だけ吸いましたが、あまりのまずさに二度と吸うまいと心に誓いました。(笑)
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無責任 (P@RAGAZZO)
2009-08-28 16:10:49
こんにちは、大姉。

これ、コンビには本当に当惑していると思いますね。

こんな事で書類送検までするというなら、行政は自衛策を考えて指導すべきだと思います。

それもやらずに『法だから』は無責任ですね。
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自覚 (P@RAGAZZO)
2009-08-28 16:17:19
怒羅衛門さん、こんにちは。

まったく理不尽ですね。
近頃は犯罪者の犯罪そのものより
人権やプライバシーに焦点を合わせた物言いの人が増えて
おかしな世の中になってきましたね。

ガキドモが煙草を手に入れようとすれば
いくらでも抜け道はあるでしょう。

未成年の喫煙禁止などは
現実的には本人の自覚ということですね。
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氷山の一角 (桃太郎)
2009-08-28 16:59:00
おじゃまします。

私が子供のころ、親に頼まれてタバコや酒を買いに行き、お釣りを駄賃で
もらうのがうれしかったのですが、最近はそれもままならないのですね。

で疑問なのは、「親に頼まれた」では販売してはいけないのかということ。
本人が吸うのではないと主張したときに販売側はどう対処するのか?

結局はタスポまで導入しながら、販売方法が徹底されていないことの弊害
なんだということですね。 導入時からわかっていたことです。 

この販売員の言い分も時勢を表していますね。 平気で人を傷つける若者
が多い中で、無防備な正義感をもって「売らない」といったところで売り上げ
にもならないし・・・と思うのは無理もないことだと思います。

そもそも、販売員がお客の容姿を見て年齢を判断して、疑わしい場合だけ
身分証などの提示を求めるなどという曖昧な判断基準で、販売員にその
責任を負わられるのか疑問です。 

「成人に見えました」と言えば罪にならなかったのではないかと思います。

自販機だけ形式的に規制するのではなく、本当に未成年者への販売を
規制したいなら、販売店でもタスポの提示を求めるようにすべきです。

 
にしても末尾で書かれた犯罪者に対する保護主義は異常ですね。

悪いことをしたら廊下に立たされ見せしめられてもんです。 そういった経験
を経て反省しながら道徳心を養ってきたのですが、今の教育では悪いことを
しても「プライバシーだ、人権だ!」と喚く親バカどもしか育ててこなかったこと
を大いに反省してもらいたいのですが、どうも民主が政権を握ると日教組の
復活が確実?という恐ろしい状況です。 世も末 ですね。
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歪な社会 (P@RAGAZZO)
2009-08-29 11:29:34
こんにちは、桃太郎さん。

おっしゃるようにこの問題は
多くの矛盾と曖昧さをはらんでいながら、
行政が販売店側にその責任の所在を丸投げしている所に
もうひとつ素直に嚥下していかない
居心地の悪さを感じます。

しかも行政は、或いはこの記事に見られるようにマスコミは、
煙草を買った少年ではなく、
売った方の不作為というか不手際を問題とし、書類送検するという、
まったく本末転倒というべき所作に出て
買う側の少年の罪に一言も言及していません。

法は守るにしくはありません。
しかし、人権やプライバシーや少年法に
余りにバランスを置いた今日の社会は
非常に歪であると感じさせずにはいられませんね。
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