持ち主不明の5千万円と人間の本性

2007-03-13 11:54:24 | 社会
愛知県警守山署は12日、
同県尾張旭市の造成地で土を重機で掘り返していた業者が地中から現金5000万円の入ったプラスチックケースを見つけたと発表した。
造成地には以前、一軒家が建っていたが、昨年11月以降、取り壊された。
約10年前まで一軒家に住んでいた男性(72)ら数人が名乗り出たが、所有者が転々としているため、
守山署はほかに持ち主がいる可能性もあると見て、慎重に調べている。

 
調べでは、現金は金融機関名が入った帯で100枚ずつに束ねられた1万円札が50個。
プラスチックケースは縦28センチ、横35センチ、厚さ11センチで、ふたが粘着テープで固定されていた。
新札ではなく、窃盗や強盗など被害届のある札番号はなかった。

約10年前まで住んでいた男性は
「金は僕のだろう。記憶はないが、約20年前に家を建て替えた際、節税対策で埋めたと思う」
と名乗り出たが、放置し続けた理由や埋めた場所などについてはあいまいだ。
ほかにも数人が名乗り出ており、愛知県警は慎重に調べている。

守山署によると、約6カ月たっても持ち主が現れない場合、
5000万円は発見者の男性と現在の土地所有者のさいたま市の不動産会社で折半することになる。

日刊スポーツ、3/13

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あはは、、「約6カ月たっても持ち主が現れない場合」ってもう持ち主だってのが現れてるじゃん(笑)


冗談はさておき「金は僕のだろう。記憶はないが」ってのは弱いね。
この場合金融機関が入った帯付きってのがミソだね、その時期にその銀行と取引が無かったらアウトだし。

最初このニュースを聞いたときプラスティックのケースっていうからスーツケースのようなものかと想像したけど、
縦28センチ、横35センチ、厚さ11センチ、
つまり大4切かB4くらいの大きさで11センチの厚さのプラスティック製となると
タッパウェアーのようなものではないかと想像できる。

5000万円って意外と小さいね。

スーツケースであれば名乗り出た人に「色」を特定してもらえばよいが、
タッパウェアーだと乳白色の半透明という事になるだろうから少し厄介だね。


こういう事件は、日頃善人面(づら)している人間が“己の欲”丸出しで本性を現してくるからなかなか面白い。

どういう連中が名乗り出ているのか、その面を拝んでみたいものだ。



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2 コメント

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積み上げてみたい (秘密のあっこちゃん)
2007-03-13 18:59:45
今まで手にした現金の最高額は300万円です。なかなか現金そのものを手にする機会は少ないものです。ただ単にうちにお金がないだけかもしれませんが・・・。5000万円をこのテーブルの上に積み上げて見てみたいものです。重さはどれぐらいあるのでしょうか?
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5千万円 (P@RAGAZZO)
2007-03-13 19:23:36
お久しぶりですあっこちゃん。
調べてみたら、1万円札は1グラム位だそうですから5千万円でも5キロ位だそうです。
意外と軽いですよね。(笑)
5千万円といえば人が生死を賭けるかもしれないほどの額ですが、
実際に現物を見ると意外に馬鹿馬鹿しい感じがするのかも知れませんね。
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