福田小沢会談

福田氏と小沢氏の二人だけの党首会談が持たれた後の動きがどうもおかしい。


自衛隊海外派遣はにわかに恒久法にしようと、

しかも小沢氏主導で進もうとしている。


民主党と連携している共産党や社民党はそれでも良いのか？

また、参院選で民主党に入れた有権者は戸惑いはないのか？


小沢氏は原理原則だというが、

そうであるならば、戦闘行為も視野に入れた海外派兵は憲法を改正する事無しには無理があるではないか。


今の状況を鳥瞰図で観るならば

自民民主の大連立と他の左翼政党に分かれていると見るのが自然であろう。


小沢氏は自身の思惑があるようだが、福田氏に確たる思想は感じない。

彼はただ何とか現状を事なかれ的に流していきたいとしか思っていないように感じられる。

つまり、彼の判断は常に『波風が起こりませんように』という感じで、

明確な国家観がなく、であるが故に非常にちぐはぐな印象を受ける。


これは非常に危険な事で、

気が付いた時は日本は外交も経済も内政もとんでもない事になっているのではないだろうか？


私には福田氏が何をやろうとしているのか全く掴めない。

非常に不気味だ。