道徳の時間

2007-03-31 18:59:20 | 時事
【論説】 「道徳を正式教科に?…郷土や国の偉人を教えるなど、子供に価値観押し付けるのは問題だ」…北海道新聞


小中学校での「道徳の時間」を、国語や算数と同じ正式教科に格上げして「徳育」とする。
こんな方針を政府の教育再生会議が決め五月にまとめる第二次報告に盛り込むという。
 
新たに徳育を教科に加え、子どもの内面にまで踏み込んだ教育を徹底しようという国の思惑が透けて見える。
徳育は、戦前の「修身」の復活を思わせる。

子どもに必要な「規範意識」の内容を国が定め、評価までするというのは健全な公教育の姿とはいえまい。

価値観の押し付けは、思想良心の自由を脅かす危うさがある。
徳育の教科化は不要だ。

小中学校では、週一時間程度の「道徳の時間」がある。
教科書もなく、教員が工夫した授業を行うことが求められている。
これが、教科書を使って善悪や徳目を教え、試験も行った戦前の「修身」との大きな違いだ。

正式教科となれば、国が検定した教科書が必要になる。
授業では、郷土や国の偉人について学ぶことも検討されている。
国が、「徳育」で教えるべき内容を定め、特定の人物を「偉人」として教えることが
価値観の押し付けにつながることは明らかだ。

  (一部略)

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0032

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いや~~さすがは北海道新聞だ!
北教組を生んだ地域の新聞だけのことはある。

『道徳をもっときちんと教育しましょう』ってのがどうしていけないのかね?
左翼の考えていることはまったく理解できんね。


「修身」は、例えば尋常小学校の修身経典などを読めば、

25の教えの内第1,2,3は皇民教育、第25は軍人についての記述だが、
その他の21の教えは、

例えば
二宮尊徳は親を大事にした(第4)とか
蟹が猿に虐められたので蟹の友達がいたわった(第12)とかで
必ずしも悪いことばかり教えているわけではなく、
むしろ現代の子供に必要なことも多くあるのではないかと思うよ。

北海道新聞の記者はさすがに読んだことがあるだろうが、
只騒いでる左翼の人は一度ちゃんと読んでみるべきだと思うね。
http://kan-chan.stbbs.net/docs/shusin.html


子供と言うのは半人前で、善悪や倫理を教育現場や家庭で教え込む、
また大人が子供に自信を持ってそれらを教えることが出来る社会環境を作っていくことは、
私は必要なことだと思いますね。

北新は週1時間の「道徳の時間」で充分でしかも教員が工夫して教えればよいと主張しているが、
ここに左翼教師達がもたらした最大の弊害がある。

まず、週1時間と言うのは論外だが、
「教員の工夫」ということは教員が“恣意的”に教育するということだ。


季節は今卒業式の時だが、
新聞を賑わしている、「思想良心の自由」を振りかざし国歌不起立を続ける教員達の狂乱振りを見てみるが良い。

これらの教員がおこなう「工夫」とは何か?


「思想良心の自由」も結構だが、子供たちに迷惑をかけるのは止めなさいね。






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