民主、共産、社民党は国民をバカにするな!

2007-06-02 18:44:14 | 時事
民主党が昨日、参院選に向けた「選挙政策リスト」(マニフェストみたいなものか)を発表し、

『全国一律、最低賃金の時給1000円への引き上げる』

とおっしゃられたそうだ。

これは共産党、社民党も同じ主張を前から述べている。



この人たちはこの『時給1000円』が、
本当に格差是正につながると思っているのだろうか?


もしそう思っているのであれば、この人たちはバカだ。
思っていないのであれば、この人たちは『国民をバカだと思っている』と断言する。




現在、最低賃金の実情は、最高、東京都の719円。
最低は青森県・岩手県・秋田県・沖縄県の610円となっている。

これを全国一律最低賃金1000円に引き上げると法律で決めたとする。



今私が住んでいる町の商店街は3割が店を閉め、
開いている店も昼食時は店が閉まり、表にこう張り出しているところが目立つ。

『ただいま昼食に出ています。30分程で戻ります』

何故か?

アルバイトひとりも雇えず店主がひとりでやっているのだ。
しかも、彼らに聞くと、、、無給だと言う。



こんな状態の地方の中小零細企業で時給1000円など、、、
、、鼻毛が揺れるだけの事だろう。



少し人を使える会社であっても、800円の時給で5人使っていれば4人に、
650円で6人使っていれば4人に人員整理するだけの事だろう。

バイトといえどもそれだけの少人数で仕事をこなせるスキルを持たない人は
完全に失業するという事だ。




大企業は儲かっているからバイト代を上げるべきだ、とおっしゃられる方もおられるかも知れないが、

例えばトヨタなどの期間工(一定期間だけ働く季節労働者、、仕事は非常にきつい)の待遇は、
こんな時給などははるかに超える高待遇で、
そもそもこんな事決めたところで何の痛痒も感じないであろう。



どうでしょうか?

これが彼らの言う『格差是正解決策』の正体です。



こんなものはただ単に新しい貧困層を再生産するだけの『格差促進法』である
と私は思いますよ。

しかも、副作用として、現状何とかやっているカツカツの中小零細企業を殲滅させる事になり、
更に新しい貧困層を生み出すでしょう。



こんな、私のようなアホでも解かるような事を、
選挙目当てに、現状苦しんでいる人々の前にニンジンとしてぶら下げるようなマニフェストを掲げる人たち、、、


民主党、社民党、共産党の指導部に人たちは皆凄い高学歴の方たちばかりです。
彼らは決してバカではない。




したがって、彼らは『国民をバカだと思っている』人たちであると断言できます。









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