世界の長者番付に思う

2007-03-10 12:41:16 | 社会
 米経済誌フォーブスが8日発表した世界の長者番付(2007年版)によると、
ランク入りした富豪の数で日本(24人)がインド(36人)に抜かれ、
1987年の番付開始以来、アジアでのトップを初めて譲り渡した。

資産10億ドル(約1171億円)を上回る富豪の数は946人で、このうち日本人は前年より3人少ない24人。
経済成長が続くインドは前年の24人から36人に増え、日本を初めて抜いて「アジア首位」となった。
また、中国(香港を除く)も前年の8人から20人に増えた。2007年03月09日

【ニューヨーク8日共同】東京新聞

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ふ~~ん、、これはナカナカ面白い数字だ。


ちなみに世界の大富豪と国民一人当たりGDPを国別に見ると

米国、415人---42,000ドル (2005年ジェトロによる)
ロシア、53人----5,348ドル
ドイツ、51人----33,854ドル
インド、36人------705ドル
日本、 24人---29,400ドル
中国、 20人----1,708ドル



総人口数が違うので一概には言えないが、
ロシア、インド、中国などは物凄い貧富の差であって、
先進国の米国、ドイツ、日本を見ても日本が特出して格差社会であるという構造は見えてこない。


しかしながら私自身も確かに日本社会に格差があるように感じるのは、
これまでの日本がいかに貧富の差がない平等社会であったかの証でもあるのだろう。

まぁ金などというのは必要なだけあれば事足りるのであって、
ビル・ゲイツのようにいくら金が有ってもあんまり幸せのようにも思えないので、
日本は大富豪の人数を競うようなあほな事をしないで、
真面目に働いていればちゃんと食えるような社会であれば良いと思う。


また、今の国際社会の中の日本を見るにつけ、
国の力をもっと付けなければ、次第に国際社会に相手にされなくなるのではないかとも危惧する。



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