よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4121.5(2024/07/21 満月)

2024-07-21 23:01:00 | 太陽系内
満月
本日午後7時16分に満月。月の出から満月観望。

Seestarで1分Raw動画のスタック・調整
(見た目に近づけるよう調整)


Seestar1枚撮り


130PDS+0.75×レデューサー+ASI585MC+UV IRcut
100枚AVIファイルをASI VideoStackで50%スタック調整
(VirtuosoGTiに搭載して、iPhone7でコントロール、SharpCapPro4.1で撮影)

サイトロンの0.75倍レデューサのおかげで、130PDS(13cmニュートン反射)とASI585MCで月が撮れるようになった。私の道具では一番のようです。(^_^)


簡単にピントがあったのは良かったが、失敗も沢山(^^;
今後、月シーズンはこの組み合わせで腕磨きます。

それからXで紫金山・アトラス彗星のビッグニュース







星見娘で電視観望4121(いて座 NGC6522付近)

2024-07-21 23:00:00 | SeestarEtc
いて座 NGC6522付近~バーデの窓
いて座記念観望その1~Baade's window

画像イ、7月8日25分のライブスタック
英語版Wikipediaによれば、
NGC 6522はいて座 にある球状星団です。見かけの等級は8.3、直径は 16.4 分で、16 等級以下の暗い星々を含む VI 型です。1784 年 6 月 24 日にウィリアム・ハーシェルによって発見されました。バーデの窓として知られる天空の領域の中心にあります。
NGC 6522はおそらく天の川銀河で最も古い星団であり、その年齢は120億年以上です。
とのことです。
さらに天文学者のバーデさん、バーデの窓について、日本語版Wikipediaによると
ウォルター・バーデは、天の川銀河の中心を探していた1940年代半ばにカリフォルニアのウィルソン山天文台にある100インチ (2.5 m)フッカー望遠鏡を使ってこの領域を観測した。この頃まで、銀河中心の構造と位置について確実なことは知られていなかった。バーデは、この領域が主に種族IIの恒星で構成されている観測結果から、天の川銀河はM31(アンドロメダ銀河)に形が似た、ハッブル分類のSbに相当するという説を提唱した。
誰も見た事のない天の川銀河、小さいころから渦巻銀河の画像を見せられ、疑い無く常識に成ってますが、バーデさんらの観測と研究の結果だとわかります。

『いて座見たら、バーデの窓見ていきんしゃい』のノリで記念観望。(^^;

画像ロ、Seestarアノテーション

画像ハ、昨年の観望記録より(Astapによるアノテーション、トリミングあり)

画像ニ、導入場面
(覚書)
NGC6522を目標に導入を試みたが2回ほど失敗。γ SgrとAlnasl(γ2 Sgr)の2つの輝星も含めて導入した。1発導入。
画像ホ、昨年の観望記録より観望位置







星見娘で電視観望4120(いて座 M75球状星団)

2024-07-21 01:00:00 | SeestarM天体
いて座 M75/NGC6864球状星団
画像イ、7月3日深夜16分のライブスタック

M75は距離約67500光年の球状星団。結構遠い、従ってSeestarでは豆粒にしか写らず。
眼視でも口径40cmでも星が分離できないとWikipediaには記載されている。兎に角いて座のメシエ天体の観望はこれで終了することができた。
昨年の10月5日からSeestarによるDSO(太陽系外天体)の観望を始めたので、その頃は、いて座が西の空にあり、ほとんど観望できなかった。念願がかなった気がしている。
この後、2つほど記念観望を掲載予定。

画像ロ、アノテーション
画像ハ、導入画面
画像ニ、昨年のまとめから観望位置


参考資料等

電視観望の記録等関連Blog


よしべ~の業務日誌
2024/07/20
昨日の願いが通じたのか
今日は風なし、もしかしたら無風?
しかし、空は全天
(^^;
外出していたこともあり準備遅れ、
急いで130PDS+ASI585MCをセット
月は出たけど
しばらく待機します(^_^)
どうなることか

それから90分

1枚撮り

上下ギリギリ、ライブスタックは無理と判断(^^;
なにしろベランダ揺れるんで
息を止めて動画撮影、必死のコントロール(^^;
コントロールしきれず、下の方、チョット切れちゃいました。(^^;
ASI Video Stackでスタック処理

明日レデューサー使ってみます。
流石に天体望遠鏡4つは無理だった(^^;

そして、今日のミナミヌマエビ















星見娘で電視観望4119.5(2024/07/19 月)

2024-07-20 01:01:00 | 太陽系内
月(月齢13.5)
強風の中、今日も懲りずに月の観望(^^;

I、Seestarで
1分Raw動画をスタック調整

風景モードで

月モード1枚撮り


Ⅱ、Mak127+26mmアイピースをスマホコリメート


午後6時半頃から明るい中でやってます。
月以外にも実は水星や彗星がベランダから観望可能かチェック。まだ1等星も見えていないので、1度月を導入して、位置情報をSeestarにセット(正しいかどうか不明)。
いざ水星へGo!

山でした(^^;
多分よしべやからの水星観望は無理(^^;(紫金山・アトラス彗星も無理そうです)
22日が一番条件が良い(東方最大離角)らしいですが、遠征するかどうか思案中。

「よしべ~、明日はカミナリマークあるよ。クマの目撃情報もあるよ。…」と館長。
(^^;

ここで休憩して強風が治まるのを待ちます。そして午後9時過ぎから

Ⅲ、Evoguide50EDⅡ+フラットナー+ASI715MC+CBP
SharpCapPro4.1太陽・月・惑星ライブスタッキング・強化(450枚)
VirtuosoGTi+iPhone7
晴れてくれてありがとう。明日は天体望遠鏡4台の予定。
強風やめて!

よしべ~の業務日誌
2024/07/19
今日のミナミヌマエビ










星見娘で電視観望4119(みずがめ座 M73星群)

2024-07-20 01:00:00 | SeestarM天体
みずがめ座 M73/NGC6994星群(星4つ)by Seestar

画像イ、7月4日5分のライブスタック
M73は距離2500光年の4つの恒星で星群と呼ばれている。なぜこれが銀河星雲で有名なメシエ・カタログに入っているか謎らしい。

昨年既にSeestarで観望したが、記録を残していなかった。(^^;
理由ははっきり覚えてないが、今考えてみると
1、星だからいつでも撮れると思った。(実際は、1度機会を逃すと、再度というのは難しいことを嫌というほど体験;^^)
2、Seestarで色をつけて恒星を撮ることは意外に難しい。一つ例をあげるとはくちょう座のアルビレオ。長くスタックすると色が消えていく(飽和するから?)。そのため対応できなかった;^^)

今回はSeestarでのメシエ天体コンプリートを目指すには、避けて通れないということで兎に角やってみた次第。

恒星の色が出るように短時間スタック

画像ロ、スタック4枚、ピンチアウト拡大画面スクショ

どうにか色残ってます。(^^;
そして、中西さんのメシエ天体の本を見ると綺麗な上にきちんと色がついている。やっぱりプロは凄いと感心。

画像ハ、普通に保存(何回かやり直した中の1枚)
(写真アプリで色々弄ってます)
画像ニ、iステラHDによる観望位置