よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録112(さそり座 C75/NGC6124散開星団)

2023-07-18 05:00:00 | MC天体

さそり座 NGC6124散開星団(C75、Cr301、Mel.135)

画像①PNGファイルトリミングなし(左・上に追尾ずれが若干見られる)

Wikipediaで、4行の記述。しかし別カタログでの名称については充実していて、Cr301を筆頭に10個が記載されている。コリンダーカタログとメルロッテカタログに記載されていると言うことは、初心者向きということだ。まさに私のための天体。好きになった。

赤道儀化AZ-GTiの極軸をきちんと取れていないので、SharpCapProのライブスタックで若干のズレはあったが、私としては満足の記録画像が撮れた。球状星団もこのぐらい撮れると言うこと無いのだが・・・『早く腕上げなさい。追加機材の購入はだめよ~』いつもの館長の声で空耳が・・・

なお、浅田さんの本によれば、5.8等級と言うことで、肉眼でもなんとなくわかるらしい。双眼鏡ではざらついた星雲状に見え、口径20cmの天体望遠鏡で(肉眼で)星が分離できるらしい。電視観望凄いぞ、口径3cmで星が分離して写る。時代は進んでいますな。

それと、ズレても赤道儀、いつもより星が綺麗に写っている?そんな気がする。

 

画像②SharpCapProによるプレートソルブ、DSIA、PNG保存

画像③画像①よりVGA切り出し

画像④画像②よりVGA切り出し

画像⑤ステラナビゲーターLiteによる観望位置

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

6)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

7)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒

8)Player One UV IR-CUT1.25”フィルター | 株式会社サイトロンジャパン

9)Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚~シュミット

10)さそり座~Wikipedia

11)NGC6124散開星団~Wikipedia

12)電視観望の覚書008(天体カタログ M、C、Sh、Cr、Mel) - よしべや自然博物館

 

撮影データ
2023年7月11日星夜
ベランダ観測所
さそり座 NGC6124散開星団(C75、Cr301,Mel.135、他多数)
FMA135+Neptune-CⅡ+AZ-GTi(赤道儀化)+UV IR-CUTフィルター(PlayerOne)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでpng保存
RGB24、Area2712x1538、Offset=120、Gain=300
Exposure=4s×100frames=400s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Microsoftフォトで、スポット修正、色・明るさ調整、トリミング等