観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

上三緒駅 JR九州後藤寺線

2014-03-05 04:01:57 | JR九州

明治35年に九州鉄道の駅として開業しました上三緒駅(かみみおえき)は、福岡県飯塚市上三緒にあります。九州旅客鉄道(JR九州)後藤寺線の駅である当駅は当初は、下鴨生方面ではなく、下鴨生方右に延びる稲築町山野までの路線として開通しました。

昭和20(1945)年に旅客営業廃止、昭和39(1964)年に貨物も廃止、廃線となりました。駅はかつて貨物支線が分岐するなど石炭輸送で賑わいましたが、周辺他駅同様、貨物設備はほとんど撤去され、往時の面影は残っていません。駅の裏を少し歩けば雑貨屋とタクシーの営業所があります。

貨物支線(筑前山野方面)の分岐し交換設備も存在していたのですが、現在は単式ホーム1面1線でホーム脇に一見車掌車風の待合室に近い簡易駅舎が設置されているだけの無人駅です。線内中間駅では唯一の駅舎存在駅となっています。

ホームにベンチ等はありません。駅構内田川後藤寺寄りには、使われなくなったホームが残されています。加えて交換設備や側線跡も残っています。

旧国鉄様式の駅名標も健在ですが2番ホームに残っていた国鉄型木製駅名標は撤去されてしまったとのことです。
近距離きっぷの自動券売機が設置されている。待合室にはFRP製の椅子が少しですが設置されています。

1902年(明治35年)6月15日 - 初代九州鉄道が貨物駅として開設。
1907年(明治40年)7月1日 - 初代九州鉄道の国有化により帝国鉄道庁に移管。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定により筑豊本線(貨物支線)となる。
1920年(大正9年)5月10日 - 旅客業務取扱開始し同時に筑豊本線から分離され漆生線所属駅となる。
1943年(昭和18年)7月1日 - 産業セメント鉄道が戦時買収されたのにともない、後藤寺線に改称。
1964年(昭和39年)2月25日 当駅分岐の貨物支線が廃止。
1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物業務取扱廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。

電報略号 ミオ←ミヲ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 79人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1902年(明治35年)6月15日
備考 無人駅(自動券売機 有)

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (水ちゃん)
2014-03-05 22:53:31
こんばんは☆
後藤寺線の駅、久しぶりに見たような!懐かしいです!!
個人的にはゴルフ場の中を走る風景がとても印象的でした。
帰省した時に、この辺りの廃線めぐりをしたいと考えています。
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水ちゃん様コメント有難うございます。 (オーナー)
2014-03-06 21:28:25
しコメント毎度ありがとうございます。廃線めぐりいいですね!雑草が少ないこの季節にたどるのが良いのでしょうが。時間がないよ。加えてやはり、さみぃですよね。遺構めぐりもしたいのですが一人では心細いところが多いですね。
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